「そろそろ適齢期だし、彼のことも大好きだから結婚したい。でも、彼からは全く結婚の話が出ないし、親へ挨拶に行くのも避けている気がする。仲はすごくいいのに、どうして? 」
私の所には、こんな恋愛の質問が多く寄せられます。実際に、男性の結婚年齢は年々高くなってきていて、生涯独身率も増加。理由としては、以前の「結婚してないのは、社会人として一人前じゃない」という考えが無くなり、「身を固めること」が出世とは関係なくなったことも一因あります。
また、外食産業も盛んになり、食べたいものはいつでも食べられるし、洗濯や掃除も優秀な機械のおかげで手間がかからず、一人暮らしでもなに不自由なく暮らして行けてしいます。
そもそも、メリットを感じなければ、世間体や法的にも縛られる「結婚」を面倒と感じる男性も多いというものです。とくに、彼女がいるのならば、それで楽しく暮らせてしまうわけで、わざわざ籍を入れる必要性を感じなくなってしまうのです。
とはいえ、上手に男性にメリットを感じさせれば、結婚を意識してもらうことは出来ます。実際に私のダンナさんは自由人で、一生独身でいるつもりだったようですが、出会って三ヶ月でプロポーズをしてきました。そこで、私が彼に結婚を意識させたと思われる行動をお伝えします。
●彼を幸せにする方法を考えるダンナさんに、私と結婚を決めた理由を聞くと「この人と一緒にいたら、ひとりでいるよりも幸せになれそう」と思ったからと言います。
女性と同じく男性だって幸せになりたい。それなのに、女性がしてしまいがちなのが「幸せにしてもらいたい」と一方的に依存することです。幸せにしてもらう前に、あなたが彼を幸せにすることを意識して過ごしてみてください。
たとえば、彼に笑ってもらうためにいつも新鮮で楽しい話題を提供することも一つです。そのためには、映画やお芝居を観に行ったり、本や新聞を読むことも大事と言えます。そのうち、「自分を大事にしてくれている」ことが伝わり、彼のプライドも刺激されて「手放せない女」に昇格するはずです。
●美味しい料理を作ってあげる「男は胃袋をつかめ」とは本当のことです。私は掃除や洗濯、アイロンがけなどの家事がとても苦手なのですが、料理だけは自信があります。男友達でも、ホームパーティーやちょっとしたイベントで私のごはんを食べたことを覚えてくれていて、「結婚したくなった」と言ってくれる人もいます。
食事は1日3度、一生続くもので、料理を作ってあげることは「好き」と口に出さなくても伝わる一番身近な愛情表現なのです。ぜひ、美味しい料理を作れるようにしてみてください。
●IKEAデートに行くこれは、彼に結婚を意識してもらうための鉄板方法! IKEAには、生活家具やモデルルームのようなインテリアがたくさん展示されています。それを見ながら、「こういう部屋に住みたいな」「どんなのが好み? 」「子供部屋可愛いね! 」など話すことで、二人の生活が具体的にイメージできます。
ついでに、展示されているダブルベッドやソファに、並んで座ってみるのもオススメ。このとき、彼はかなりの確率であなたとの未来を想像しています。
●彼といないときも、生活を充実させる男性が嫌がるのが、精神的にも金銭的にもすべて依存してくる女性。男性は、自分がいないと何もできずにグチを言っている女性よりも、自分で自分を楽しませられてキラキラと輝いている女性に魅力を感じます。
ひとりの時間を充実させてこそ、相手を楽しませることができるというものです。また、「結婚しても自分の生活の邪魔をされずに、安心して過ごせる」と思わせることができます。
(安田光絵)