「エスカルゴバター」とはフランスのブルゴーニュ地方名物のエスカルゴ料理に用いるあわせバターのことで、バターにニンニクやパセリなどを加えて作ります。
これさえ作り置きしておけば、チャチャッとおしゃれなおつまみが作れてしまう優秀な作り置き調味料。まとめて作って冷凍保存しておけば、必要な分だけ切って使うことができるのです。
忙しいけれど、おしゃれでおいしいものを作って食べたい! そんな方におすすめしたい調味料。バゲットに塗ってガーリックトーストにしたり、ステーキに添えたり、パスタソースにしたり…料理の幅がぐんと広がります。
今回はエスカルゴバターの作り方と、エスカルゴバターを使った速攻おつまみ「ホタテときのこのエスカルゴバター焼き」をご紹介します。
●混ぜるだけ! エスカルゴバター(作りやすい分量)・バター(食塩不使用)…100g
・にんにく…1かけ分
・パセリの葉…20g
・塩…小さじ1/2
作り方は簡単です。室温に戻してやわらかく練ったバターに、みじん切りにしたにんにく、パセリ、塩を加えて混ぜるだけ!
フードプロセッサーをお持ちなら、バターを室温に戻す必要もありません。冷たいままのバターを1センチ角程度に切り、芽をのぞいたにんにく、パセリ、塩とともにフードプロセッサーにかけるだけ! なめらかに混ざったら完成です。
ラップに包み、棒状にまとめます。すぐに使い切る場合は冷蔵保存。それ以外はこのまま冷凍保存しましょう。必要な分だけ端から切って使います。
今回は、このエスカルゴバターを使って、ホタテときのこのエスカルゴバター焼きをご紹介します。ほんの5分ほどでワインにぴったりなおつまみが完成しますよ。
では、さっそく作り方を!
●速攻おつまみ! ホタテときのこのエスカルゴバター焼き・エスカルゴバター…20g
・エリンギ…小2本
・しめじ…1/2パック
・ホタテ(生食用)…4個
フライパンにエスカルゴバターを入れて熱し、バターが溶けてふつふつしてきたら、食べやすく切ったエリンギ、しめじを加えて混ぜながら炒めます。
きのこに火が通ったら、厚さを半分に切ったホタテを加えてさっと炒め、味をみて塩・胡椒をしてできあがり!
残ったソースもおいしいので、ぜひパンをつけながら最後まで楽しんでください。
えびやタコ、チキンなどもあいますし、火の通りやすい具材でしたら、エスカルゴバターとともに耐熱皿に入れてオーブントースターで焼くだけでも大丈夫です。よかったら、お試しください。
(森崎繭香)