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混ぜて焼くだけ! 話題の「ポップオーバーとダッチベイビー」の2つがほぼ同じ材料で簡単にできる

近年、続々と日本に上陸してくる海外発の新顔スイーツたち。今年もパンケーキ人気はそのまま、スーパーのプライベートブランドにも登場した高級ポップコーンが走り続けそうですね。そんな黒船スイーツの中で、今年はポップオーバーとダッチベイビーが注目を集めそうです。

混ぜて焼くだけ! 話題の「ポップオーバーとダッチベイビー」の2つがほぼ同じ材料で簡単にできる
ポップオーバーはモッチリしたシュークリームの皮のようなもので、話題のステーキハウスBLT STAKEでサイドメニューとして、またファミレスのデニーズなどでデザートとして提供されています。味はチーズや何かを振って焼かない限り素朴な味で、デザートにもパン代わりにもなります。

もう1つのダッチベイビーはオーブンで焼くモッチリしたクレープみたいなパンケーキです。パンケーキといってもふんわりふかふかな感じではなく、モッチリしたクレープという感じのドイツ系アメリカ菓子です。

さて、この一見別物の二つのスイーツは兄弟なのです。兄弟といっても同じ母親から生まれた云々ではなく、じつによく似た配合でできています。使う材料は小麦粉、卵、バター、砂糖、塩、牛乳とシンプル。牛乳が多くてシャバシャバしたヨークシャープディングのような生地を型に入れて焼くとでき上がります。

二つの違いはポップオーバーの方が粉が多めで牛乳も多め、ブワッと膨らませてしっかり焼き上がり、ダッチベイビーは粉が少なめで柔らかくムッチリ仕上がります。

ポップオーバーは、プリンカップのような型に8割くらいの深さに注ぎ、200度で40分ほど焼きます。40分焼くと、表面はサックリしますがなかはしっとりという具合に焼きあがります。まさによく焼いたシュー生地ですね。

混ぜて焼くだけ! 話題の「ポップオーバーとダッチベイビー」の2つがほぼ同じ材料で簡単にできる
対してダッチベイビーは、スキレット(フライパン)に厚さ1cm程度の生地を流し、220度で焼きます。ダッチベイビーは壁が膨らんで立ち上がってくるように焼けるのが正解で、生地の中央辺りはしっとりしている状態に焼き上げます。

混ぜて焼くだけ! 話題の「ポップオーバーとダッチベイビー」の2つがほぼ同じ材料で簡単にできる
見た目はワイルドなクレープです。この中央がしっとりムッチリして、独特の食感になります。その上にリンゴのソテーやお好みのソースをかけて食べるのが一般的です。

混ぜて焼くだけ! 話題の「ポップオーバーとダッチベイビー」の2つがほぼ同じ材料で簡単にできる
いまのところ、ポップオーバーが知名度は一歩先を行っているようですが、個人的にはダッチベイビーの方好きです。あのムッチリやわらかな食感とレモンの皮を混ぜ込んで焼いたときのさわやかな味が好みなのです。リンゴのキャラメリゼを添えたらおいしいですよ!

ではレシピです。二つを比較してみてくださいね!

■ポップオーバー
・卵1個
・小麦粉50g
・溶かしバター15g
・牛乳100ml
・塩小さじ1/4

すべてを混ぜて、油を塗った型の深さの8割ほど入れて、200度で40分ほど焼く。途中焦げてきたら温度を下げ、40分間はふたを開けずにしっかり焼いて、できあがり。

■ダッチベイビー
・卵1個
・薄力粉40g(中力粉で35g)
・砂糖25g
・バター15g
・牛乳60ml
・レモンの皮をおろしたもの 1/6個分

バター以外の材料を混ぜてます。型として使う20cmのテフロンのフライパン(オーブンに入れられるもの)にバターを溶かし、フライパン全体にバターを回してから、混ぜ合わせた生地に入れます。

すべてを混ぜ合わせたら、さきほどのフライパンに1cmくらいの深さまで生地を流し入れ、220度で15分焼きます。その後、200度に温度を下げて10分焼いて、できあがり! リンゴのキャラメリゼをのせて食べましょう!

今回は20cmのフライパンで作りましたが18〜20cmのスキレットやストウブなどの鋳物鍋でもできます。耐熱のパイレックスやグラタン皿でも代用可能です。
(さわけん)

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