「ジャスミンティは〜眠り誘う薬」と杏里さんの名曲「オリビアを聴きながら」で歌われていたこともあり、「ジャスミンティ=よく眠れる」というイメージが定着して約37年。実際にジャスミンティを飲むとリラックス効果がありそうと思っている方も多いのではないでしょうか? 何を隠そう筆者もそう信じていました。寝る前にガブガブ。あぁ〜よく寝れそう! なんて、あの日々はいったい何だったのでしょう…。
じつはジャスミンには「神経覚醒作用」があることがわかっています。寝る前に飲むなんてもってのほか! むしろ朝、目覚めの一杯に飲むのが最適だったのです。
春眠暁を覚えずとはよく言ったもので、春はポカポカ陽気のせいもあって、なんだか朝起きてもシャキッとしませんよね。そこで今回は、ジャスミンのほかにも目覚めの一杯に飲みたいハーブティをご紹介します。
■レモングラスレモンの香りは脳の働きをよくする効果があるとされています。さわやかな刺激で目が覚めるというわけです。まさに目覚めの一杯に最適! また、腸の動きを活発にする効果もあるため、朝食をすぐにエネルギーへかえてくれるすぐれものです。
■ローズマリー低血圧で起きるのがつらい人、飲みすぎた次の日、ローズマリーが血液の循環改善を助けてくれます。シャキっと起きるのが苦手な方におすすめ。
■ハイビスカスハイビスカスに含まれるクエン酸が、体のだるさをとってくれ、カリウムが朝のむくみをオフしてくれるといわれています。スッキリ起きられますよ。
なぜだか眠気が襲う春…。上手に使い分けて、お気に入りのハーブを楽しんでくださいね!
(鈴奈)