バレンタインが近いので、板チョコで簡単に作れる「チョコプリン」をご紹介しましょう。夕飯の合間にも作れてしまいますよ!
“材料を火にかけて放置する”という簡単な手順なので、子どもとも一緒に作れます。お子さんと一緒に作るときは、ぜひ食育についても意識してみませんか。
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例えば、
「チョコレートは
カカオ豆というお豆からできているから、
食物繊維がたくさんはいっているんだよ。食物繊維はお腹を元気にしてくれるよ。でも、お砂糖も入って甘いから、食べすぎちゃだめよ」
とか、
「牛乳には
カルシウムという背を伸ばしてくれる栄養がたくさん入っているんだよ。カルシウムは野菜や小さいお魚にもたくさん入っているから、好き嫌いせずいっぱい食べようね」など。
実際、チョコレートの食物繊維は
キャベツの2倍以上、焼き芋と同じくらい含まれています。また、牛乳のカルシウムは
吸収率が高いのが特長。
野菜は
約19%、小魚は
約33%に対し、牛乳の吸収率は
約40%となります。
■チョコプリンレシピ制作:管理栄養士 長 有里子
<材料>※作りやすい分量/直径7.5cm×4cmのミニココット皿6個分
板チョコレート 100g
牛乳 400ml
砂糖 大さじ3
ゼラチン 5g
<トッピング>
いちご 適量
ホイップクリーム 適量
<作り方>1、ゼラチンに水大さじ2(分量外)を入れて混ぜておく。
2、鍋に割ったチョコレート、牛乳、砂糖を入れ、火にかける。沸騰しない程度に温めたら火を止め、チョコレートを溶かす。
3、(2)に(1)を入れて混ぜ溶かし、氷水の中に鍋を入れ、軽くとろみがつくまで冷やす。
(とろみをつけておくと、固めたときに2層に分離するのを防げます。)
4、器に注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
5、お好みでいちごやホイップクリームをトッピングする。
バレンタインというワードを知らなかった娘も、「チョコレートをあげる日」というものがあると知った今年。
最近は料理に興味が出てきたので、バレンタインにはこれを作ってもらい、パパにプレゼントしてもらおうと思っています。
(長 有里子)