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「どうでもいい人にばかり好かれる」その理由の裏にある、幸せになるヒント

先日カウンセリングに訪れた30歳の秘書A子さん。仕事柄年配の方と接することも多いせいか、ハキハキとして、コミュニケーション力も高く、上司にも頼りにされている様子。

そんな、なんでも上手くこなしてしまう彼女がこんな相談をしてきました。

恋のお悩みNO.1「どうでもいい人からばかり好かれてしまう」…その理由とは
「気になる男性には全く好かれないのに、自分は何とも思っていない人からばかり好かれるんです…」

つまり、本命には相手にされず、自分から見たら対象外と思っている相手にはやたら好かれるのだそう。じつはこれ、婚活相談でとても多い悩みのひとつ。

「この人じゃない…」という人に、なぜ好かれるのか
人を好きになるとき、そのきっかけってどんなことでしょう? 

気さくに話しかけてくれた、一緒にいると会話が弾む、自然体で接してくれる…そんな人には自然と心がひかれませんか? 

つまり、自分の考えや思いを、気負いなく「開示」して、立ち居振る舞いという「表現」に、人柄が表れている人。まさに「自然体」な人ということですね。

ここで質問です。実はこれ、自分が“どうでもいい相手”にならできている事ではありませんか? 

自分を「開示」し、相手に伝わるようにストレートに「表現」する。この2つが、お互いに分かり合い、親密度を増すためにはもっとも大事なことです。



しかし、好きな人に対しては、気持ちが強ければ強いほど、なかなか声をかけられなかったりしませんか。

話せたとしても、ぎこちなく事務的になってしまったり、緊張して相手の目をしっかり見ることができなかったり、そっけない態度になってしまったりしていませんか。

なんでもできるA子さんのような人ほど、このような状態におちいってしまいがち。

そして、自分の理想どおりにできないことが自信喪失につながり、つい相手を避けてしまったり、ボロが出ないようにそっけなく接したりと悪循環に。

“自然体で振る舞える相手”にこそ恋のチャンスが
そんな彼女だからこそ、その反動もあるのでしょう。どうでもいいと思っている相手には(どうなろうと構わないので(笑))とても自然に振る舞えて、何でも相談できているんだとか。

モテのポイントは、自分の心をどれだけオープンにできるか。そしていかに豊かな表情や行動で伝えるか。

そのため、どう取られてもいいと思っている気負いがないときほど自然体の魅力が輝き、はかずしもモテてしまうんですね。

これって意味がないこと?
実はみなさん、いざ結婚! となると、“自分をさらけだせる楽な人”を最終的に選んでいます。

つまり、「最初は別になんとも思っていなかったけれど…」というパターンの男性と結婚する女性は、とても多いということ。

気をつかう相手より、自然体で接することができる相手の方がお互い分かり合うのも早く、安心感を抱くことができます。そのため、恋人候補からいきなり外さず付き合っていけば、だんだん好きになってくることは少なくありません。

今まで、別に好きでもないし…と除外した人に目を向けるのもひとつの結婚の近道です。すでに相手は、あなたにひかれているのですから。
(水野真由美)

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