人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は、何を話せばいいのかが分からないというパターンが多いようです。
日常的な会話でもコミュニケーション能力をグッと高める方法
(c) Syda Productions - Fotolia.com
うまく会話ができない人は、会話のネタを用意したり、どうにかして会話をつなげようと必死になったりしているのではないでしょうか?
今回は人とコミュニケーションを取るのが苦手な人も、簡単な方法でやり取りを楽しめるポイントについて紹介していきます。
■丁寧な会話を心がけることまず着目してもらいたいのは、会話の受け答えの仕方を丁寧にすることです。コミュニケーションを取るのが苦手な人の共通点は、会話を広げられない、淡泊な話し方になるというもの。
なるべく丁寧な会話を心がけることでコミュニケーション能力を少しずつ向上させていくことができるでしょう。
■具体的な説明をするだけでOK! 「丁寧な会話って何?」という人のために、簡単な例をあげて紹介していきましょう。
相手から「昨日何してたの?」と質問された場合、あなたならどう答えますか?
「昨日は1日中仕事だったよ」と言ってしまいがちですが、これでは会話を広げることは難しいですよね。
細かく具体的なところまで説明を入れることで、同じ内容でも印象が変わったり、あなたの人柄を良くみせることができますよ。
同じ質問でも「昨日はいつもよりも仕事が多くて、普段よりも2時間遅れての帰宅になったよ」などと答えてみてください。
これでなぜ2時間も遅れたのか、どんな仕事をしていたのか、帰宅した後はどうだったかなど、いろいろな面から話を掘り下げていくことができるでしょう。
■話題が広がりやすく、沈黙を回避できる丁寧な言葉を心がけることで、会話の幅が広がるだけでなく、沈黙を回避することも。1つの会話だけでも話をどんどん広げていくことができるので、沈黙状態とは無縁な空間をつくることができます。
ネタをいくつも用意しておかなくても、深く掘り下げることでいろいろな会話を楽しむことができますよね。
会話をするのが苦手な人は、「深く掘り下げる」という部分が苦手な傾向があるので、まずは日常的な会話の中で話を広げていくということを練習してみてください。
いきなり実行に移すのは難しいのなら、まずは自分の頭の中でイメージしてみて、どうやって話を広げていくかを考えてみましょう。
慣れてきたら自分のことだけでなく、相手の会話に対して質問していけるようになり、どんどんコミュニケーション能力が高まっていくはずです。
(RUREI)