すっかり秋らしくなってきましたね。スーパーの食材も、おいも類を多くみかけるようになりました。
中でも、甘みがあってぽっくりホクホクの食感が味わえる“さつまいも”は女性には人気の食材。
美味しいだけではなく、女性には嬉しい栄養素や食物繊維がたっぷりなのです!
さつまいもに含まれる栄養の中で注目できるのがビタミン。
フルーツなどのビタミンは加熱すると壊れやすいですが、さつまいもに含まれるビタミンCやE、B群は、デンプンに保護されているので、加熱調理しても成分が失われにくいのです。
ですから焼いたり蒸したり温かいお料理でもビタミンを摂取することができます。
さらに、さつまいもにはヤラピンという成分が含まれていて、緩下剤効果も。
さつまいもに含まれる食物繊維が、悪玉菌や毒素を吸着して排泄する働きと共に働けば、便秘を改善し、腸内環境を整える効果が期待ができます。
そんなさつまいも調理を簡単に。炊飯器一つでできる、さつまいもレシピを紹介します。
■さつまいもとしめじの秋炊き込みご飯 (2人分)
[A]米 1合<研いで30分ほど水につけておく
[A]水 170ml
[A]だしの素 小さじ1
[A](淡口)醤油 小さじ1
[A]みりん 小さじ2
しめじ 30g<石づきをとりほぐす>
さつまいも 50g<1cm角切り>
白胡麻 お好み
■つくり方1.炊飯器に[A]入れ、ひと混ぜし、具材を加えて普通炊きする
2.器に盛りつけて、白胡麻をふって完成!
さつまいもの皮も、食べられそうな状態の場合は、よく洗ってそのまま使ってください。皮の近くに栄養素が凝縮されています。秋の味覚、ぜひお試しくださいね。
(調理時間10分 ※炊く時間除く)
(精進料理研究家 麻生怜菜)