2020年東京オリンピックが決まったこともあり、英語は現代人にとって必須のスキルになりつつあります。しかし、学生時代の苦い思い出から「時間がかかりそう」などと理由をつけて、敬遠している人は多いのではないでしょうか?
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英語にニガテ意識を持っている人にオススメの、楽しみながら「使える英語を身につけるための方法」をご紹介します。
2014年12月にF1レーサーのジェイソン・バトンと結婚した道端ジェシカも実践していたそうなので、時間がない方もトライしてみる価値はありそうですよね。
■1.好きな海外ドラマ・洋画を1本決め、字幕入りで見る使える英語とは、話せる・会話ができることを指しています。そのため、英語が書かれた教科書や単語帳は必要ありません。 教材として用意するのは、音声が英語のドラマや映画です。
どんなドラマや映画作品でもかまいません。「好きな作品かどうか?」「何回見てもあきないか?」をポイントに選ぶといいでしょう。何回もくりかえし見る方がいいので、30分〜1時間のドラマがとくにオススメです。
教材とする作品が決まったら、音声は英語、日本語字幕入りでひと通り鑑賞しましょう。このときに、おおまかなストーリーを頭に入れることを意識してください。
■2.同様のドラマ・洋画を、英語字幕入りで見るひと通り見終えたら、音声を英語、字幕も英語にして再度鑑賞しましょう。英語の発音を聞きながら、英語で表示される字幕を目で追ってください。
可能であれば、英語の字幕を声に出して読みながら、発音を聞いてみましょう。おおまかなストーリーが頭に入っているため、なんとなく物語の意味は理解できるはずです。また英語の発音や字幕を見ることで、日本語のセリフがどんなものかも想像できるのではないでしょうか。
■3.同様のドラマ・洋画を、字幕なしで見る最後は、音声は英語のまま字幕なしの状態で鑑賞してください。「日本語ではどんな意味だったかな?」「どんな英単語が使われていたんだっけ?」を意識しながら鑑賞しましょう。
この1、2、3のステップを何回かくりかえしてください。すると、「ごめんなさい」と伝えたいときは「I’m sorry.」ではなく「I’m apologize.」が使われていることに気づきます。
しかも、発音するときに「a」の音はほぼ聞こえないということがわかったりと、実際に生活のなかで使われている英語を学ぶことができるはずです!
■4.会話に英語を盛りこむ会話で使われている英語をいくつか学ぶことができたら、最後はそれを自分のものにするステップです。周りに海外出身や留学経験のあるバイリンガルな友だちや海外から来ている人がいたら、積極的に会話に英語を盛りこんでいきましょう。
「私の英語では笑われるかも…」や「文法がぐちゃぐちゃ…」という意識は捨ててください。最初から完ぺきに話せる人なんていませんし、わからない部分は日本語でもいいのです。「伝えよう」という気持ちが大切です。
「周りに英語がわかるひとがいない」という人は、日記やSNSを英語で書いてみましょう。積極的に使っていかないと、何ごとも身につきません。恥ずかしがらずに、まずはトライしてみてください。
とはいえ、英語は1日2日では身につきません。ジェシカも最初のころは「英語が話せない子」と海外の仕事場でバカにされたりもしたそう。
しかし、くじけずにこの方法にトライしつづけたことで、旦那さまであるバトンをGETすることに成功しています! また、筆者も現在この方法を実践し、少しずつ会話できるようになってきています。“楽しく”英語を身につけるひとつの方法として、参考にしてくださいね。
(辰巳まみ。)