ボジョレー・ヌーヴォー、今年はロゼ&ハーフボトルが豊富に
2011-11-07 15:18 eltha
ボジョレー・ヌーヴォーは、仏ブルゴーニュ地方のボジョレー地区でのみ生産される新酒で、そのほとんどが黒ぶどう(ガメ種)から作られる赤ワイン。今年多数登場するロゼもガメ種から作られているものの、生産量は赤ワインと比べるとわずかとなっているが、イチゴにも似たフルーティな飲み口と色合いの華やかさから近年欧米で注目が高まっている。
そんな中、今年は日本でもロゼタイプが続々と登場。サントリー、アサヒビール、サッポロビール、キッコーマン、合同酒精などのほか、総合スーパーマーケットの西友なども初めてロゼを展開。メルシャンも2年連続でロゼタイプを導入する。
そのほか、飲み切りのハーフサイズが数多く投入されているのも今年の特長で、サントリーは6種類のラインナップすべてにハーフサイズを用意。メルシャンも3種類、サッポロビールと合同酒精も1種類を発売するほか、アサヒビールはハーフサイズ3種類と、250mlタイプも1種類揃えた。西友はハーフサイズを2種類発売するほか、3リットル入りの紙パック入りボジョレー・ヌーヴォーを新たに販売し、“おひとり様需要”から女子会などの“パーティ需要”まで幅広いニーズに応えている。
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁はその年のぶどうの出来栄えをうらなう、年に1度の“ワインのお祭り”。種類やサイズが豊富になった今年はさまざまな種類を飲み比べてみるのも良いかもしれない。