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知っておくと得をする、年代別エイジングケア

2012-07-18 15:07 eltha

 「いくつになってもきれいでいたい」「年齢を重ねながらも輝き続けたい」――そう思う女性は少なくない。ところが、加齢(エイジング)とともに肌は老化する。そのため、エイジングケアに興味をもつ女性は年々増え続けているようだ。そこで今回は、年代によって異なる肌のエイジング現象とスキンケア方法について、都内に勤務するビューティーアドバイザーに話を聞いた。

未来の自分のために、日々のケアは怠れない!

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■20代は乾燥&毛穴&クマのお手入れを

 「10代の方はスキンケアよりメイクに力を入れても問題ありませんが、20代になるとまず乾燥というエイジング現象が起きます。原因は主にオフィスの冷暖房や紫外線の影響で、肌の水分が蒸発してしまうこと。また、皮脂の分泌が活発な年代なので毛穴がひらいて黒ずんだり、目を使う機会に比例して目元の血管がうっ血し、青いクマができることもあります」。

 乾燥に対しては、とにかく保湿することが大切。化粧水をたっぷり手にとり、たたかず数回肌に押し込めた後、乳液やクリームを手のひらで温めてからのせると肌への浸透力が上がる。毛穴に対しては入念なクレンジングをして、ざらつきがとれたか確認を。クマは睡眠をとるほか、アイクリームをのせるといったケアも有効だ。

■30代はしみ・そばかす&目尻のしわに悩みがち

 「30代になると、しみ・そばかすで悩む方が多くなります。そばかすは体質的なものの場合が多いですが、しみは長年に渡って蓄積された紫外線により壊れた細胞を補おうとして出てくる黒いメラニン色素が原因。また、目を使う頻度や化粧による乾燥などが原因で、目尻のしわも目立ち始めます」。

 しみを防ぐには、日焼け止めをデコルテまでしっかり塗ることが効果的。目尻のしわは一度できると形状記憶しやすいため、毎日アイクリームをのせるなどこまめなケアが必要。眉毛を指で押し上げて3秒キープし、しわを伸ばすというケア方法もおすすめだ。

■40代はしわ・たるみ&くすみに注意!

 「20〜30代の間に蓄積されたエイジング現象やホルモンバランスの乱れによって、ハリを保つ線維の修復や生成が行いづらくなることが、しわ・たるみの原因です。また、全身の代謝が悪くなることで老廃物が溜まり、くすんでくることもあります」。

 しわに対しては、指でしわと異なる方向にしわ部分をつまむといいそう。また、しわがなくなるよう意識しながらしっかり美容液を塗りこみ、浸透させることも大切だ。たるみが気になる場合は、スキンケア用品を顔の中心から外側に向かって引き上げるようにつけてみて。くすみには代謝を上げることが一番。湯船につかる、適度な運動をする、辛いものを食べて汗をかくなどしてみよう。

 ちなみに50〜80代では、さまざまなエイジング現象がすべて起きるという。女性の肌の悩みは晩年まで尽きないが、自分に合ったスキンケアアイテムを探したり、友人と情報交換をするといった楽しみもある。現状や将来を悲観せずに、楽しみながらエイジングケアを続けてみてはどうだろうか。



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