ホーム 旅行&おでかけ > ミラノで話題を呼んだレクサスのインスタレーション、日本初披露

ミラノで話題を呼んだレクサスのインスタレーション、日本初披露

2013-11-05 17:56 eltha

 ミラノのデザインイベントで展示され話題となった高級車『レクサス』のインスタレーションが、4日まで東京・明治神宮外苑で行われた「TOKYO DESIGNERS WEEK 2013」にて、日本で初めて披露された。同作品は世界的建築家の伊東豊雄氏監修の元、新進気鋭の建築家平田晃久氏が制作。作品の一部を展示したブースでは平田氏のトークセッションも行われ、集まった人たちは作品のテーマや制作過程のこぼれ話などを興味深く聞き入った。

「TOKYO DESIGNERS WEEK 2013」でトークセッションを行った新進気鋭の建築家、平田晃久氏 (C)oricon ME inc.

「TOKYO DESIGNERS WEEK 2013」でトークセッションを行った新進気鋭の建築家、平田晃久氏 (C)oricon ME inc.

写真ページを見る

 同作品『-amazing flow-』は今年4月9日から14日に開催された世界最大のデザインエキシビジョン「Milan Design Week2013」において、ミラノの美術館ムゼオ・デッラ・ペルマネンテを会場に披露されたもの。レクサスはこれまでにも「Milan Design Week」に出展してきたが、車の展示を行わずアート作品に特化した出展は今回が初めてだった。この展示には、“デザインを通じてライフスタイルをより豊かに変えていきたい”というレクサスの想いが込められている。550平方メートルの会場に浮かび上がる約330平方メートルの巨大な作品を構築した平田氏は、「こんなに大きな場所ならば大きいものを作ろうと思った」と、トークショーで当時の気持ちを明かした。

 恐竜の化石のようにも見え、木の根のようにも見える独特の存在感が魅力の同作品は「自然界の流れからインスピレーションを得た」(平田氏)という。木製のコンポーネントユニットを組み合わせ、緻密なシミュレーションを通して不思議な曲線やうねりを体現。作品の中には歩道もあり、自ら作品の一部として溶け込むこともできる。

 平田氏が描いたレクサスと同作品の共通点は「流れ」。『レクサス』のデザインから感じる事ができる流れと「自然界」が生み出す流れに共通点を見出して作り上げたという。

 「自分のデザインの源流とも言える作品」(平田氏)という同作品は、『レクサス』のWebサイトでも見ることができる。



関連写真

関連リンク

Facebook

あなたにおすすめの記事

注目★トピックス


おすすめコンテンツ


P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ