素材の可能性も追求 Bottega Venetaの2014年春夏コレクション
2013-12-09 14:52 eltha
今シーズンの注目ポイントは、コットンと銅の糸をほぼ同量ずつ織り込み、しわを寄せた、独特の表情と手触りが特長のブランドオリジナルのファブリック。そのほか、シルクオーガンザやシルクサテン、コットンポプリン、織り目の詰まったクレープ、プリーツが入ったコットンジャージー、上質なナッパレザー、モヘアの糸なども使用し、素材の可能性を追求。クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤー氏は「今回のコレクションは素材と技術の両方における新鮮さを追求するものとなりました。ファブリックに導かれるような形で、私たちが成し遂げられる可能性を広げていったことは大変興味深いものでした」とコメントしている。
また、今回のコレクションにはプリントがないものの、刺繍やスワッチの技法を用いてアイデアを実現。カラーは力強いダークカラーと淡いニュートラルカラーで二極化されており、ダークカラーはブラックや様々な色合いのグレー、アドミラルブルー、ネイビー、エスプレッソ、アーミーグリーン、オーベルジーヌ、バーントレッドや、くすんだサーモンなど。明るめの色にはマッドやサンド、ミストにホワイトを添え、華やかさを演出している。