次のヒットは? オンナ心をくすぐる「〇〇男子本」続々
2014-09-25 13:42 eltha
■「書店店員かつ眼鏡」のニッチな世界も…
「〇〇男子」写真集ブームで大きな話題となったのは、メガネをかけた男性をひたすら追求する『メガネ男子』(アスペクト)だろう。メガネをかけると知的に見える、男前度が3割アップする…など、女性たちがなんとなく感じていた“萌えポイント”を具現化したこの本は、“素人男子写真集”の道筋を作り上げた。
“知的に見える”という萌えポイントは、イケメン書店員を集めた写真集『書店男子』(リブレ出版)に続いていく。本をこよなく愛する若手熱血男子、クールビューティーなのに少女漫画に熱いギャップ男子、老舗店のダンディ店長など、あらゆるジャンルの書店男子を集めたこの本も話題となり、サイン会では若い女性たちの行列ができるほど。こちらは第2弾として、“書店男子”で“メガネ男子”でもあるという二重のフィルターを通した『書店男子〜メガネ編〜』も登場。さらに狭くて深い“萌え”の世界を追求している。
■佐川急便から自衛隊員まで… 肉体美のワイルド系
「たくましい」「守ってくれそう」という体格が女心をくすぐることで火がついたのは、素人写真集の域を飛び出し、イケメンの1ジャンルとしてミュージカルやエクササイズDVDなどにも広がりを見せている『佐川男子』(飛鳥新社)。こちらのジャンルは、「守ってくれそう」のど真ん中を進む海上自衛隊員を取り上げた『国防男子』(集英社)、「たくましい肉体」をひたすら追求した『筋肉男子』(主婦の友社)に続く。
自衛隊員は訓練などで家を空けることが多く、非常時には国を守らなければならないため、実際にイザという時は女子を守っているヒマはない。が、そんな任務も含めてまた女心を震わせているようだ。
そのほかにも、イケメンのお坊さんや男子高校生の日常を追った写真集などさまざまなジャンルの写真集が発売されれいる、広くて深い「〇〇男子」の世界。次はどんなヒット作が出るのか注目だ。