マーチエキュート、良品計画が「グッドデザイン」大賞候補に!
2014-10-01 14:51 eltha
開業1周年を迎えた「マーチエキュート神田万世橋」は、中央線の終点として明治45年に開業した旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションした商業空間。100年以上前の趣のある空間には、カフェなどの飲食店や雑貨店など、バラエティに富んだショップが軒を連ね、周辺の空間資源を適切に用いたデザインが高く評価された。
そのほかのラインナップは、シグマのデジタルカメラ「dp Quattro」、良品計画の「無印良品 Found MUJIの活動」、NPO法人 東北開墾の月刊誌「東北食べる通信」、ソニーの「4K超短焦点プロジェクター LSPX-W1」、デンソーウェーブの産業用ロボット「医療医薬用ロボット VS050 SII」、ヤマハ発動機の電動アシスト車いす「JWスウィング」、秋田中央交通のバス待合所「秋田駅西口バスターミナル」。
社会を豊かにする“よいデザイン”の指標として、半世紀以上の歴史を誇る同賞。主催者は、すべての審査対象の中から、デザインが優れていると認めたものに「グッドデザイン賞」を贈呈し、その後、審査委員会によって4つの特別賞(金賞、ものづくりデザイン賞、地域づくりデザイン賞、未来づくりデザイン賞)。審査委員と受賞者らの選出で大賞が決定する。
なお、この日は受賞した全1258点から、特に優れたデザインが選ばれる「ベスト100」も発表。賞審査委員長を務める深澤直人氏は、「今年度のグッドデザイン賞、中でもベスト100に象徴される各分野におけるデザインの充実化は納得度が高いものでした。新しい生活のインフラとなりうるデザインが着実に生まれてきていることに対しても希望が感じられました」と総評している。