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産婦人科医の7割が警鐘  “ホルモンぶす”は恋愛も不調になるってほんと?

2014-11-06 10:00 eltha

 女性特有の周期的なイライラは、女性ホルモンの分泌状況に左右されることが分かっているが、このほど調査により、その数が増加傾向にあることが明らかに。全国の産婦人科医に、女性のホルモンバランスと恋愛との関係性に関する意識調査を実施したところ、身体のホルモンバランス状態を把握している女性と、そうでない人では大きな違いがあることが見えてきた。

恋愛不調の原因は“ホルモンぶす”だった?

恋愛不調の原因は“ホルモンぶす”だった?

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 ドコモのスマートフォン向け健康支援サービス「カラダのキモチ」(ドコモ・ヘルスケア)は今年、女性のホルモンバランスについて全国の産婦人科医103人から集めた見解を元に、同サービスを監修する宋美玄(川崎大学 産婦人科)医師が総論をまとめた結果を発表。それによると、20〜40代の女性でホルモンバランスを崩す女性が増加しているかという質問に、7割以上(70.9%)の医師が「増加傾向にある」と答えた。

◆「恋愛・SEX・美容・仕事」が上手くいかない、“ホルモンぶす”って?

 この結果に最も影響を与えている要因が、進む女性の晩産化だという。20代に妊娠・出産を経験する女性が多かった以前に比べ、毎月休まることなくフルに排卵を続けることからくるホルモンバランスの乱れが、「恋愛・SEX・美容・仕事」が上手くいかない女性の状態=“ホルモンぶす”を引き起こしているという傾向を指摘。年代順では20代(27.4%)、30代(28.8%)、40代(43.8%)と、高齢になればなるほど問題が大きくなるという悲しくも納得の結果が見られた。

 “ホルモンぶす”は具体的にいうと、わけもなく当たりちらす、イライラする、急に泣くなどの情緒が不安定な状態をいうが、この症状の原因は、ホルモンバランスが不調なためだと指摘する産婦人科医は8割弱(76.6%)。宋医師は、これをPMS(月経前症候群)と呼ばれる症状といい、プロゲステロン、エストロゲンが増えるこの時期は、感情のコントロールができないのは自分のせいではないため、ホルモンバランスの状態に適したケアをすることを勧めている。

◆“ホルモンミューズ”になれば、愛の告白も成功する?

 理由の特定できない心の乱れを感じたら、ホルモンバランスの不調を疑い、整えることが重要だ。同調査の医師たちも、65.0%が「身体の状態に耳を傾け、適切なケアを行うことで、疲れやストレスは改善される」と認めている。そのためには、ホルモンの分泌と密接な関係がある体温を知ることが近道。医師の77.7%が基礎体温を測ることを推薦している。

 自分の身体の声に耳を傾け、調子が悪い時は無理しない。実はこれ、愛の告白をするときにも言えることで、月経周期の中で最も告白に適している時期をきいたところ、ホルモンバランスの不調の少ない卵胞期が良いのだとか。精神的に落ち着いているだけでなく、髪や肌の調子もよくなることから、恋に発展する可能性が高まるという。

 基礎体温を測って自分が一番輝く時期を見極め、戦略的に恋を実らせるのが“ホルモンミューズ”の極意なら、それを最大限にサポートしてくれるのが、基礎体温管理アプリ『カラダのキモチ』だ。毎日計測した基礎体温を転送、入力するだけでグラフを自動作成してくれるので、管理も簡単。 月経周期によって変化する心と体の状態や、季節や天気などに合わせて、宋医師監修の適切なアドバイスがもらえる。また、入力された基礎体温・月経周期のデータを元に、排卵障害や月経不順、乳がんのセルフチェックで疑いのある症状が見つかった場合は、医療機関を受診することを促すメッセージを表示。受診した際にはお見舞金を支給してくれるなど、サポートも万全だ。

 男性と肩を並べて活躍する女性がますます増える現代社会。健康管理と生活リズムは自分でコントロールできているつもりでも、女性の身体は自分が思う以上に繊細で正直だ。いくら努力してもいろんなことが上手くいかない時期は、ホルモンバランスと相談しながら、力加減を調整することが“ホルモンミューズ”への近道といえそう。間違って“ホルモンぶす”の増加ブームに乗らないようにご注意を。



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