気候面で恩恵アリ　島根が「美肌県グランプリ」でV3

　「ヒフの日」（11月12日）を前に都内で11日に行われたポーラ主催の『ニッポン美肌県グランプリ2014』で、島根県が “日本一美肌の人が多い県”に選ばれた。2位は高知県、3位は愛媛県だった。島根は3年連続で首位を獲得。風や紫外線の影響を受けにくく、潤いを保ちやすい地域環境が美肌力の維持に繋がっていると見られている。

　同グランプリは今年で3回目。今回の調査は全国47都道府県で1年間（2013年9月1日〜2014年8月31日）かけて集めた女性の肌データ分析をもとに県別で集計。今年は新たに日本気象協会とタッグを組み、気象環境などが地域に与える影響も詳しく調査した。

　島根の特長について同社担当者は「島根の方に聞くと“お弁当を忘れても傘は忘れるな”といわれるほど雨の多い地域。温度が高いほど空気中の水分量を含み、南に位置しているため気候も暖かい。そんな地域特有の天候が、肌の潤いを保っているのでは」とコメント。

　また、「島根の方は、お風呂に入る時間も長いという調査結果も。血液の循環も良くなりますし、温かいお肌は化粧品などが肌に入りやすく効果が出やすくなるんです。ライフスタイルもこれも美肌につながっているのかもしれません」と分析している。

2014-11-11