ドーナツ競争に黒船続々参入 米国人気店相次いで上陸
2015-04-12 13:57 eltha
ドーナツ界の“黒船”としてもっとも注目を集めているのが、この春、表参道に日本1号店をオープンさせるドミニク・アンセル・ベーカリー。クロワッサンの生地をとドーナッツのように揚げた「クロナッツ(クロワッサンドーナツ)」発祥のお店だ。サクサクとした軽い食感とドーナツならではの食べやすさ、チョコレートや生クリームなどの組み合わせで風味が無限にも広がる「クロナッツ」はNYっ子の間でブームになり、その波は日本にも波及。ミスタードーナツをはじめ、ローソン、ミニストップ、サークルKサンクスなどもクロワッサンベースのドーナツを発売したことがあったほどだ。
そのほか、米ポートランドで人気のカムデンズ ブルー ☆スタードーナツも17日、ログロード代官山内「フレッド シーガル代官山店」で日本上陸を果たす。本店は2012年に創業して以来、地元はもとよりポートランドに訪れる旅行者の間でも話題になっている人気店。濃厚なマダガスカルバニラクリームを使用し表面をカラメルで覆った『コアントロー クリーム ブリュレ』(税抜380円)や、ブルーベリーピューレにバジルとバーボンで香りづけした同店を代表するドーナツ『ブルーベリー バーボン バジル リング』(同380円)など、大人味のドーナツが特徴となっている。
同じくポートランドの人気ドーナツ店であるブードゥードーナツも、6月に日本1号店が誕生すると大きな話題に。こちらは“甘党のためのドーナツ店”として人気となっており、カラフルなドーナツのビジュアルと、本国ではベーコンを乗せたドーナツも販売されるなど、ユニークな商品構成が支持されている。
続々と米国のドーナツ店が上陸する一方で、ミスタードーナツは新感覚ドーナツを次々と開発して絶好調。コンビニ各社はスタンダードなドーナツに力を入れ“おいしいドーナツ”をアピール中。選択肢が広がることで、今年はドーナツの人気がますます高まっていくのかも!?