“よい夫婦の日”に再チェック 夫婦円満に「会話」が欠かせないワケ
2015-04-21 11:10 eltha
愛しあった仲とはいえ、元を辿ると夫婦のベースにあるものは人間関係。良好な人間関係を保つ“基本のキ”が会話であると考えている人が多く、それがなくなると「相手に興味が湧かなくなる」(徳島/30代/女性)、「思っているだけでは何も伝わらないし、それはただの同居人」(北海道/40代/男性)、「悪い意味で空気みたいな存在になってしまうと思う」(鳥取/40代/女性)との声がズラリ。職場の上司や部下、プライベートな仲間たちと、良好な関係を築くために会話でコミュニケーションを取るように、夫婦間でも心のキャッチボールはとても大切なのだ。
長年ひとつ屋根の下で暮らしていると、どうしても「今日は疲れているし、なんか話すのが面倒だなぁ」、「言いたいこともあるけど、ケンカになっちゃうかもしれないし…」などと、躊躇してしまうことも多いはず。でも、そんな時こそ「何気ないことでも話をした方が良い」(愛知/30代/女性)、「その時々の気持ちを知ることが大切」(福岡/30代/男性)だという声がズラリ。
「もしかしたらケンカになってしまうかもしれないけど、話すことでお互い言いたいことや思っていることがハッキリしたりする」(愛知/30代/男性)、「日頃から会話していればちょっとした相手の変化にも気づけたりする」(埼玉/30代/女性)というように、長い目で見た時に、日々2人で話し合ってきた時間は必ずプラスになるという意見が多かった。
昨年末、明治安田生命が20〜50代の男女を対象に実施したアンケートによると、夫婦間の平均の会話時間は平日で1時間34分、休日で4時間24分。その時間と愛情との関係性を調べると、会話時間が長い人ほど、深く相手の愛情を感じているという結果に。会話というコミュニケーションは、愛のものさしをも左右するというのが現実のよう。
ひと昔前は夫が座ると、何も言われなくても妻が自然とお茶を出す…という “あ・うんの呼吸”が求められる部分が少なからずあった。けれど、この時代に大切なのは何よりも言葉を交わすこと。今日電車に乗っていたらこんな人がいた、お昼のあれがおいしかったなど、たとえどんなに些細なことでも、2人で共有すれば何気ない時間もきっと楽しくなるに違いない。
【調査概要】
期間:2015年3月12日〜3月25日
対象:422名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女)
地域:全国
方法:インターネット調査
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