アラフォー女性は“オヤジ臭”に注意
2015-08-16 10:10 eltha
ろうそくやチーズ、古本の臭いに似ていると表現される加齢臭は、皮脂が酸化することで発生。汗腺が多い部位や、肌同士が常に触れ合う部分から出やすく、特に耳の裏や脇の下、陰部まわりが臭いやすいと言われている。
加齢臭が分泌されるメカニズムは男女共通だが、オンナの加齢臭を誘発する要因には、ホルモンバランスの乱れが大きくかかわってくる。女性ホルモンは減少が加速する35歳頃から乱れやすくなり、それによって体が酸化しやすくなってしまうとか。「女性ホルモンには体の臭いを抑える働きがあるため、若い時は男性に比べて臭いを感じにくいのですが、30代後半からはその力がなくなるので、女性もニオイケアに意識した方がよいでしょう」(宇山さん)。
ホルモンバランスの乱れの原因は、加齢だけにとどまらない。加工食品といった添加物の多い食事や睡眠不足、無理なダイエットなど、不規則な生活をはじめ、過度なストレスも悪の発端になるという。そこで、宇山さんが加齢臭の出にくいカラダを作る4つのポイントを伝授。日頃からホルモンバランスを整える生活を意識して、いつまでも素敵なオトナの女性を目指して。
【1】自分の生理周期を知る
生理周期のバラつきは、ホルモンバランスが乱れているサイン。生理の開始日と終了日のチェックはもちろん、毎日基礎体温をメモしておけば、自分のカラダをもっとよく知ることができる。
【2】カラダを酸化させない食生活を
ビタミンE、A、Cなどの抗酸化力のある食材を積極的に! また、脂っこい食事をした次の日は野菜を多く摂るなど、メリハリのある食生活を心がけて。
【3】太りすぎず、痩せすぎない
女性ホルモンのバランスが良いのは、ほどよく脂肪がついたカラダ。平均的な体重をキープするのがベスト。
【4】ストレス発散方法を用意しておく
気分をリラックスさせるために、好きなアロマをかいだり、思いっきりカラダを動かしたり、友だちと買い物に出かけたり…ストレスを感じないようにすることは難しいけれど、溜め込まない努力を。