2枚爪、デコボコ爪…　もしかしたら体調不良のサインかも？

　爪は「健康状態を映す鏡」とも言われるけれど、どんな状態で何の病気がわかるの？　ネイリストの島田弘子さんに聞くと、「爪の形と色」が健康状態をはかる目安になると話す。

　まずにチェックしたいのが、爪の表面に現れるデコボコや2枚爪。特に2枚爪は多くの人が起こしやすいとか。「爪の先端が割れたり爪表面が剥がれ薄くなったりしますが、その原因は乾燥や爪切りなどの外部衝撃が多くの原因です。爪切りで切りっぱなしにせず切った後は爪やすりで整えてあげたりすることで改善されます」と島田さん。

　ただし、それでも改善されない場合は体調に原因があるのかも…。2枚爪は栄養不足や血行不良で指先まで必要な栄養要素が充分に行き届かずに起こることもあるので、この症状が出た時は、食生活やライフスタイルを見直してみるとよさそう。

　ネイルオフした時は、爪の色もチェックしてみて。健康であれば薄いピンクか乳白桃色をしているけれど、体に異常がある場合は“白・緑・黄・赤黒・赤”など、さまざまな色に変化するとか。貧血や肝機能にかかわる病気が隠れている可能性もあるそうなので、異常を感じたら早めに病院へ行くようにして。

　ネイルを楽しむ人が増えている昨今。意識して爪を見るという人も少ないかも知れないけれど、体の状況を把握するためにも自分の爪と向き合ってみては？

2015-09-23