アレンジ自在　手作り「玄米ミルク」のススメ

2015-10-05 15:57 eltha

　牛乳や豆乳に並ぶ“第3のミルク”として、美容感度の高い女性たちに人気の「玄米ミルク」。最近はスーパーやコンビニでも気軽に手に入るようになったけれど、家庭の常備品でもあるお米が原料のため手作りしやすい点も支持されるポイント。主婦の友社から登場したレシピ本『玄米ミルクやせ』ではその美容効果をはじめ、魔法びんを活用した基本の作り方や多彩なアレンジメニューを紹介している。

手作り玄米ミルクで作った「玄米ミルクスムージー」　※『玄米ミルクやせ』（主婦の友社）より

写真ページを見る

　発祥の地と言われるイタリア等ヨーロッパ諸国から、じわじわとその人気が広まった玄米ミルク。玄米にはビタミンB1、B2、マグネシウム、亜鉛など、美肌やダイエット、貧血予防に役立つ栄養素が豊富に含まれており、それを余すことなく摂取できる点が魅力。また、低脂肪でコレステロールもゼロ。食物繊維が豊富なため、おなかの調子を整える効果も期待できる優れもの。

　市販品も多く出回っているけれど味付きのものも多いため、調理に活用する場合は手作りがオススメ。同書では炊飯器で発芽玄米のおかゆを炊き、麹を加えた後、スープジャーや水筒、魔法びんなど断熱効果のある容器に入れて8時間ほど発酵。そうして完成した素をかくはんする作り方をベースとして紹介している。麹を使用することで、より腸内環境を整えたり、美肌を作ったりするのに最適なんだとか。

　玄米ミルクの素は冷蔵なら約3日、冷凍保存なら1ヶ月ほど日持ちするので作り置きもOK。同書ではチャイやミネストローネなど、これからの季節にピッタリのホットドリンクをはじめ、タンドリーチキンやえびチリなどしっかり系おかずから、プリンやケーキなどのデザート系まで、幅広いレシピを掲載している。