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美容家・岡本静香さんに聞く 「高い美容意識」がもたらす落とし穴

2016-06-05 18:48 eltha

 美容家の岡本静香さんが4日、都内で著書『岡本静香のすっぴん美容』(光文社刊)の刊行記念イベントに登場。終了後に行われたORICON STYLE elthaのインタビューで、女性たちが陥りやすい“美容意識”の落とし穴について語ってくれた。

メイク、スキンケア、ネイル、ヘアスタイル…。「高い美容意識」がもたらす落とし穴とは!?

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■頑張りすぎて挫折感を味わう…日本人女性の美容意識

 世界基準で見ても、日本人女性の多くは美容に気を遣い努力を続けていて、美容意識がとても高いと言われている。実際、美容に携わり多くの女性たちに美のアドバイスを贈り続けてきた岡本さんが見ても、「真面目で器用。一生懸命」に、美容へ向き合っているとか。その一方、インターネット上でも口コミでも、たくさんの美容情報が氾濫する現代。コスメもスキンケアも毎週のように新アイテムが発売されていて、選択肢は無限に広がっていて、「自分に何があっているのか」が分からなくなってしまったり、いろんなことを試しては3日坊主になってしまったり…。

 「完璧を目指そうとする意識が高いから、少しでも手を抜いてしまうと“私はできていない”と挫折感を味わってしまったり、思うようにできないから、“美容は面倒”と思ってしまうんですよね」(岡本さん・以下同)。

■美容は“気持ちがアガるか”を基準に実践を

 そんな女性たちに岡本さんが伝えたいと思っているのは、“手を抜いてもOK”という意識を持ち、構えずに美容に向き合うこと。「女性にとって、スキンケアやメイクは少しでもやれば気分がウキウキするものですよね。面倒と思うのではなく、気分が高まって嬉しくなるようなケアを行えばよいと思うんです」。

 たとえば、紫外線ケアでも完璧な美白を考えると全身黒ずくめで日焼け止めを何度も塗り直し、夏の海も山も日焼けのもとになるので行かなくなってしまう。確かに紫外線対策としては有効かもしれない。でも、その人生は本当に楽しいのだろうか?

 陽光を受ける心地よい時間も大好きだという岡本さんは、OKラインを自分の中に設け、心地よいライフスタイルを邪魔しない美容ルールを作っている。「カフェでもテラス席でごはんを食べたりしたいですし、外も歩きたい。そのかわり、軽めの日傘を選んだり、リネンのシャツを羽織ったり。完全に紫外線をシャットアウトするのではなく、自分がしたいライフスタイルを我慢せず、苦しくない範囲で極力紫外線をブロックしています」。

 同著は「“好き”だけをとことん追求すれば、肌美人までは一瞬でいける」をキャッチコピーに、岡本さんが“これは良い”と思ったスキンケアアイテムやコスメを使用感も含めて紹介している。



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