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子どものおねしょ、遺伝の可能性も 母になりたいオトナ女性が知っておくべきこと

意外と知られていない夜尿症のこと。12年ぶりにガイドラインが改定され、今後はもっと治療が受けやすくなるかも

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意外と知られていない夜尿症のこと。12年ぶりにガイドラインが改定され、今後はもっと治療が受けやすくなるかも
 誰しも幼少期に経験があるであろう「おねしょ」。なかなか治らず怒られた記憶を持つ人も多いと思うけれど、5・6歳を過ぎても月に数回以上おねしょをしてしまう「夜尿症」はれっきとした病気で、しかも遺伝の可能性もあるんだとか。20日に都内で行われた夜尿症診療ガイドライン改定メディアセミナーに参加。子どもを持つママはもちろん、将来の子育てを考えているオトナ女性も知っておきたい対処法について話を聞いた。

 おねしょは成長するに従い治っていくものではあるものの、5・6歳を過ぎても改善されない場合は夜尿症の診断が下るんだそう。日本では約78万人の子どもが苦しんでいると言われているこの病気。それでも実際に医療機関を受診しているのは推計16万人で、うち治療を受けているのは約4万人のみになってしまうんだとか。

 アレルギーや自律神経など、以前はさまざまな原因がうたわれていたけれど、近年の研究では「尿が大量に作られる」「膀胱の容量が小さい」などの要因に睡眠障害や心理的なストレスなどが加わって起こることが明らかに。また、世界的な研究で「両親に夜尿症の既往歴がある家族のうち、70%の子どもにも夜尿症の症状がある」など、遺伝的な要因も指摘されているんだそう。

 たかが夜尿症、されど夜尿症。おねしょをすれば子どもの自尊心が傷つくほか、イジメの対象になってしまうことも…。また、習い事の合宿や林間学校、修学旅行などの宿泊行事が“恐怖のイベント”になってしまうなど、子ども時代を楽しめない要因にもなりがち。治療には数年かかる場合もあるため、「いずれ治るはず」と楽観視しているうちに子どもは成長していき、心に大きな傷を作ってしまうことにもなりかねないとか。

 一方、夜尿症は専門医が少ないという問題点もあったため、開業医でも適切な診断が下せるよう12年ぶりに診療ガイドラインを改定。「おねしょ卒業! プロジェクト委員会」による夜尿症治療の啓発も行われるため、今後はよりスムーズな治療が受けられるようになるはず。

 ママにとっても「トイレトレーニングを失敗したのではないか」という不安にかられたり、何度言ってもおねしょをしてしまう子どもにイライラしてしまったりと、夜尿症を取り巻く環境はポジティブとは言い難いもの。治療を受けて早めに治したほうがより良いファミリーライフを過ごせるはず。


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