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オトナ女性がもっとアクティブに 今話題の「自動運転技術」が進化中

2016-08-02 12:00 eltha

 好きな音楽を流して同乗者とおしゃべりを楽しみ、変わりゆく景色を満喫しながら目的地へ進むドライブは旅の醍醐味。でも運転手役は楽しんでばかりもいられないもので、慣れない道ほど注意力を研ぎ澄まさなければならず、渋滞に巻き込まれると疲労度も高まり…。そんなドライバーの負荷を軽くし、事故を防ぐために各社が開発を進めている「自動運転技術」がただ今進化中。今は何ができるのか、将来的には何ができるのか。8月1日、都内で行われたシンポジウムで語られた、“自動運転技術の今”をご紹介。

ドライブがもっと楽しくなる「自動運転技術」が進化中! どんなコトができるようになる!?

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◆日本で開発が進んでいるのは「無人運転」ではなく「運転支援」

 「自動運転技術」とひと言でいっても、各社の取り組みはさまざま。運転手がハンドルを握る必要がない技術も開発は進んでいるものの、「本当に大丈夫なの?」と、不安に感じている人も…。とはいえ、日本で実用化に向けて動いているのは、ブレーキや速度コントロール、カーブのコーナリングなどをよりスムーズに安全に行うためのもの。日産自動車の安徳光郎常務執行役員も「現在の機能は運転支援。完全な自動運転は将来的にはあるかもしれないけれど、我々が考える自動運転技術とは少し違う」と語る。実際、日産自動車の開発では、ハンドルから手を放すとアラートが鳴る機能を備えるようにしていて、手放し自動運転ができないよう配慮されているんだとか。

 そもそも、“運転する楽しさ”がなくなってしまうのはさびしいもの。自分でハンドルを握るワクワク感はそのままに、不安な道のとき、疲れた時などに自動運転技術にフォローしてもらえる…と考えるのが正しいよう。実際、運転によるストレスや心身の疲労は多かれ少なかれあるもので、同シンポジウムに出席した実践女子大学人間社会学部の松浦恒夫常夫教授も「慣れた道は考えなくても注意が行き届きます。逆に慣れない道で常に考えたりしていると、疲れてしまってミスが大きくなる。運転中のストレスは運転の習熟度や年齢によって変わりますが、夜間や雨の日などの厳しい環境だとストレスも増大していきます」とコメント。そんな時に、自動運転技術を活用することで、運転による疲労やストレスを軽減させることができるんだそう。

◆自動運転技術、たとえばこんなシーンで大活躍

 たとえば、高速道路の渋滞で集中力が欠け始めた時に自動運転モードに切り替えて、適切な車間距離をキープする、ドリンクを飲む、同乗者の顔を見る…など、運転に集中できる環境でない時に自動運転モードでサポートしてもらう…といった具合。後部座席のチャイルドシートに座る子どもが気になって運転に集中できなくて、しょっちゅう後ろを振り返ってしまうママにも有難い機能に。

 日産自動車では今年の8月下旬に発売予定の新型『セレナ』に高速道路の同一車線で使える自動運転技術「プロパイロット」を搭載。今後は2018年に複数車線の高速道路に対応させ、2020年には交差点で自動運転が行える技術を搭載する予定。交差点は人やバイクの飛び出しはもちろんのこと、左折時の内輪差、ほかの車の動きなど、ドキドキする場面が多いもの。そんな時に自動運転技術がサポートしてくれれば、もっと運転が楽しくなるかも!?



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