酒井法子、子ども健全育成大使就任 大役に葛藤も「私にできることがあれば…」
2018-07-18 14:48 eltha
青少年の“こころ”と“からだ”の健全育成を図ることを目的に、1973年にB&G(ブルーシー・アンド・グリーンランド)財団が立ち上げた同大使。海が好き、児童養護施設や障がい者施設でのボランティア経験がある、社会貢献に前向きであるという3点から酒井が適任であるとして、今回の初代大使就任にいたった。
大使就任にあたって、同財団が「酒井さんがインタビューで『たくさんの人に迷惑をかけた。罪を償いたい。社会貢献をしたい』ということをおっしゃっていたので、当財団としては、これからの活動に着目して、青少年の育成活動を行ってもらいたい」との趣旨の話をしていたため、報道陣からは2009年に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、一時は芸能活動を休止した時期もあったことに絡めた質問も飛んだ。
これに対して、同財団の菅原悟志理事長は「我々は青少年の育成活動を行っていますが、自然体験スポーツの中で、子どもが失敗することも多々あります。しかしながら、つまづいた子どもでも何度でもやり直しがきくと教えてきています。薬物云々という話もありますが、今は全く縁が切れているので、これからの活動に着目して、酒井さんには現場で子どもたちのために汗を流していただきたい」と期待を寄せた。
一方の酒井も「私としても大役を務めさせていただく上で、いいのだろうかという疑問はありました。しかし、こういったお気持ちをいただいて、私にできることがあればということで、いろんな活動に楽しく参加させていただきたいと思います」と言葉に力を込めていた。
大使としての活動は8月からスタートする予定で、同財団および全国471ヶ所にある社会体育施設であるB&G海洋センターや自治体で行われる子どもを対象とした各種事業に無償で参加するなど、次代を担う子どもたちの育成活動に協力していく。任期は2年だが、継続も可能となっている。