”過剰じゃれあい”に”海・初体験”、SNSでバズる犬と飼い主の関係性
2019-05-04 09:30 eltha
■トラウマ級の“じゃれあい”発信、がくこ「幸せに暮らせる犬が増えてくれれば」
愛らしいペットの写真や動画がSNSで話題になるなかで、逆にはげしく暴れまわる犬の画像ばかりをアップし続けているTwitterアカウントが話題だ。飼い主は、実家のお寺で犬2匹を飼っているがくこさん。愛犬のこてつちゃん(10歳)となむちゃん(4歳)の2匹が牙をむいたり、噛みつきあったり、激しすぎる“じゃれあい”の様子がネットの世界で大ウケしているのだ。
がくこさんは2匹の関係性について「なむとこてつは、もともと別経由で保護されていた犬なんです。なむが我が家に来て3日ぐらいで、こてつにちょっかいを出し始めて。最初は“教育的指導”として今よりだいぶ優しい感じで始まりました。写真で見ると恐ろしいケンカにしか見えませんが、2匹にとって“じゃれあい”は遊びやストレスの発散法。血は流れないように上手く調整してやっています。2匹のパワー関係は割とバランスが取れているみたいで、散歩のときは仲良く一緒に歩いてるんですよ」
最近では、県外や海外からもファンの方が訪れてくれるようになったのだとか。今後については、「こてつやなむのかわいさを伝えたいというのもありますが、写真を見た方がもし犬を飼っていたら、『やっぱり、うちの犬が一番かわいいなあ』と思って、より一層かわいがってもらえるよう配信し続けていきたい。幸せに暮らせる犬が、少しでも増えてくれたら」と語ってくれた。
■「まさか波がこっちに迫ってくるなんて…」“初めての海”挑む、秋田犬・藤くん
初めて海に行ったとき、赤ちゃんなら迫りくる波に驚き、泣いてしまうこともあるだろう。“これが犬だったらどうなるのか?” その様子を収めた動画がTwitterで話題になった。動画の主人公は、「生まれて初めて海を訪れた」という秋田犬の藤くん。波打ち際を散歩していると波が勢いよく迫ってきて、必死の形相で逃げ回るもコケてしまう。動画には、8万以上のリツイート、28万以上の「いいね」が集まった。
コミカルな姿を見せてくれた藤くん、実は2016年にタンパク漏出性腸症、乳び胸と診断され、一時はICUに入らなければならないほど危険な状態なこともあったと飼い主さんはいう。
「全身がむくみ、胸水や腹水による呼吸苦で伏せることもできず、食べたものは全てサラサラの下痢で出てしまい、ガリガリに痩せてしまいました。家族で交代しながら、夜通し看病したこともありました。『食事療法が一番だ』と医師から言われ、さまざまなドックフードを試して、ようやく藤に合うフードを見つけることができたので、今はほぼ寛解しています。危険な状態だと言われても諦めずに、ありとあらゆる文献を探していろいろな方法を試したことで、上手くつき合うことができているのだと思います。藤は大切な家族であり、我が家の頂点かも。今後も変わらず、藤のかわいさを広めていきたいですね」