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「加工肉ぎゅうぎゅう鍋」に「ソーメンタワー」…個性的な妻のクセ強料理に170万再生 夫婦間の大喜利でメニューが誕生

2023-11-13 16:30 eltha

 ソーセージやベーコンを鍋いっぱいに敷き詰めた「加工肉ぎゅうぎゅう鍋」や、シャンパンタワーのようにグラスに入れた素麺を積み重ねた「ソーメンタワー」など、ユニークでインパクトの強い料理が並ぶ食卓。「ソーメンタワーは来年の夏にブレイクする」「絶対、全部ウマいやつ」「センスしかない」などと多くのコメントも寄せられたが、「妻は奇をてらって風変わりな料理を作っているわけではない」と夫で投稿者の戌一さんは話す。奥様の作る料理について話を聞いた。

ソーセージやベーコンを鍋いっぱいに敷き詰めた「加工肉ぎゅうぎゅう鍋」(戌一さんTikTokより)

ソーセージやベーコンを鍋いっぱいに敷き詰めた「加工肉ぎゅうぎゅう鍋」(戌一さんTikTokより)

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■「食材の組み合わせや盛り付けが変わっているだけ」 味付けはオーソドックス

――奥様によるユニークな料理の数々に多くのコメントが寄せられました。反響についてはどう感じていますか?

【戌一】妻の料理が好評だと、私は単純にうれしいです。妻も楽しんで料理をしているので、ご覧になったみなさまもどんどん参考にして楽しんでいただければと思います。

――それぞれの料理の味付けのポイントは?

【戌一】妻の料理は発想が常軌を逸しているだけで、実は奇をてらった風変わりなものを作っているわけではありません。そのため、どれもちゃんとおいしく感じるオーソドックスな味付けであるところがポイントです。食材の組み合わせや盛り付けが変わっているだけで、どの料理も出汁から作っていて、ちょうどいい配分の味付けだと私は感じます。

――戌一さんがこれまで食べてきたなかで、一番印象的だった奥様の料理は?

【戌一】これまでにもっとも印象的で、かつ毎回しみじみと感心するのは、「妻が炊いた白米がおいしい」ということです。私が同じように米を研いで同じ分量の水を入れても、妻が炊いた白米のおいしさは出せません。

――それはすごいですね。何が違うのでしょうか?

【戌一】妻の実家は米を作っていたからか、妻の米に対する解像度が異常に高いのかもしれません。外食をしているときも妻は米の品種を把握して食べていて、そのことに私が驚いていたら、「誰でもわかるでしょ?」と逆に驚かれたこともありました。

――一これまでの奥様の料理のなかで一番驚いたメニューは何ですか?

【戌一】イノシシの肉を入手したときに作ってくれたカレーです。独自に配合したスパイスが見事にイノシシの旨味を残しつつ臭みだけを消していて、その脂は野趣を感じさせながらも上品な甘味がありました。大量に仕込んだにもかかわらず、一口目からなくなるときを想像して寂しくなったほどでした。

■“食卓”は「我々夫婦にとってもっとも大切なつながりの場」

独創的な料理を作る奥様は「非常に学ぶことの多い尊敬すべきパートナー」だという(戌一さんTikTokより)

独創的な料理を作る奥様は「非常に学ぶことの多い尊敬すべきパートナー」だという(戌一さんTikTokより)

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――こういったユニークなレシピは、どういったときに思い浮かぶのですか?

【戌一】「別にユニークとは思っていない」と妻は言っていました。「こうしたらおいしいかな?」と思って作ると、一般的にはかなり変わった仕上がりになることが多いようです。また、そんな妻の特性を踏まえた私が「こんなのが食べたいけどどうだろう?」と提案すると、予想を超える仕上がりで返ってくることがあるので、夫婦間の大喜利のような感じで新たなメニューが生まれることもあります。

――一戌一さんから見た奥様はどんな方ですか?

【戌一】私と妻は一般的な夫婦関係とは言い難いかもしれません。まず、妻は音楽や踊りなどの表現活動を生業としていて、私は自身の表現活動を行いながら、主に妻のマネージメントを担当しています。元は年齢や経験などの理由から妻が私のアシスタントをやっていましたが、逆に妻にいろんなことを教えられるうちに、気がつくと私が妻の弟子となっていました。

――一普段の奥様はどういった様子なのでしょうか?

【戌一】人前では社交的に振る舞いがちですが、私と2人のときは本人曰く「省エネ」で、淡々とした様子で暮らしています。しかし、私にとって妻は非常に学ぶことの多い尊敬すべきパートナーです。

――一最後に、戌一さんご夫婦にとって、「食卓」はどんなものですか?

【戌一】食事、そして酒を含む「食卓」こそが、我々夫婦にとってもっとも大切なつながりの場であると断言できます。我々にとって、唯一の共通の趣味にして1日の最大の楽しみが食事なので、常にいろんな調理法を模索したり、新たな食材に思いを馳せたりしながら「食卓」を囲んでいます。



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