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「生存率はない」と宣告された日から27年…小児がんサバイバーの出産報告に4万いいね、命をつないだ医療者への感謝

2026-10-11 08:10 eltha

 1歳で小児がんを発症し、「極めて予後不良で生存率はない」と宣告された女性が、27年の時を経て無事に出産を果たしたという報告がXに投稿され、大きな反響を呼んでいる。愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)が「この度、出産しました。ここまで生きれたこと。お母さんになる夢を叶えられたこと。生命を繋いでくれた医療従事者の方々のお陰です」という言葉とともに投稿した内容には、4万いいねが集まった。厳しい状況から命を繋ぎ、夢を叶えた愛迷みんみんさんに話を聞いた。

(幼いころからの闘病経験を経てお母さんに)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

(幼いころからの闘病経験を経てお母さんに)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

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――1歳で小児がんを発症してから、心の支えになっていたものや、前を向くために大切にしていたことを教えてください。

「どんな時もそばにいて味方でいてくれた、お母さんという存在が私の心の支えになっていました。そして『美しさとは生き方だと思う』という座右の銘があり、他の人よりも上手に生きられているわけではないけれど、病気を経験して何度も悩んできた人生が私らしくあって、それでいいんだと思っています。人生、悩むことばかりですが、自分が死ぬ時に自分らしく生きたと思える日が来るように、この言葉のおかげで、たとえ挫ける日があっても“やまない雨はない”と信じ、人生を諦めることなく前を向いて生き続けています」

(闘病していた幼いころ)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

(闘病していた幼いころ)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

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――「お母さんになりたい」と思うようになったきっかけや、我が子と初めて対面した時の気持ちを教えてください。

「自分が大病を経験したことを小学生の時に両親から教えてもらい、その瞬間から歳を重ねるごとに漠然と生命を繋いでいきたいと思うようになりました。生理が来るのも医者から奇跡と言われたこともあり、諦めかけましたが、今の旦那と出会い、こんなにも素敵な人との子を見てみたいと思ったのが最大のきっかけです。

 私が妊娠30週で肺炎になり緊急入院し、34週0日で帝王切開となり、すぐNICUに運ばれたため、なかなか我が子を抱けなかったのですが、最初見た瞬間は、出会えたことが嬉しすぎて涙が自然と溢れ出ました。本当に無事に生まれてきてくれてありがとうと思いました」

(医療従事者の方へは深い感謝の思いがある)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

(医療従事者の方へは深い感謝の思いがある)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

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――これまで関わってきた医師や看護師さんとの、特に心に残っているエピソードを教えてください。

「幼い時と出産後の2つあります。1つ目は闘病していた5歳までの記憶で、点滴の袋にキャラクターが描かれており、私はそれを見て今日は何かなと考えるのが楽しく、今日も頑張ろうと思わせてくれました。お医者さんや看護師さん、一緒に入院していた子どもたちまでも笑顔なのは、医療従事者の皆さんが家族のように接してくれ、一緒に治療を乗り越えようとする仲間だったからだと思います。

 2つ目は、出産後のバースプランで『幼い時にお世話になった先生たちに会いたい、そして我が子を抱っこしてほしい』と書きました。当時の研修医が今では教授で、お忙しいと聞いていたのに、わざわざ会いに来てくださり、NICUにいる我が子を抱っこして『お疲れ様。頑張ったね』と頭をぽんぽんしてくださいました。大好きで変わらない先生がそこにいて、温かくて涙が溢れ出ました」

(幼い時にお世話になって先生がNICUに会いに来てくれた)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

(幼い時にお世話になって先生がNICUに会いに来てくれた)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

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■受け継いだ命、我が子へ伝えたいこと

――お子さんにこれから伝えていきたいことや、ご家族で思い描いている未来について教えてください。

「お母さんは大きな病気を経験したけれど、命を繋いでくれたお医者さんたちのおかげであなたが今生きているんだよと伝えていき、生命の大切さや尊さ、そして何より自分自身を愛することを忘れないで成長してほしいなと思っています。いつの日か両親のもとに生まれてよかったと思ってもらえるような家庭を築くことが目標です」

(命をつないでくれた方たちのおかげで成長し、母親になれた)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

(命をつないでくれた方たちのおかげで成長し、母親になれた)/愛迷みんみん(小児がんサバイバー)さん(@mi_mi_2213)提供

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――現在、病気と向き合っている方やそのご家族へ、ご自身の経験から伝えたいことはありますか。

「今は治療や生きることに必死で私の声が届くか分かりませんが、『奇跡は起こるから諦めるな』と伝えたいです。今は暗闇しか見えなくても、どん底でも、生命ある限り天寿をまっとうするまで生きていってほしいです。

 ご家族の方はつらいと思いますが、治療している子どもたちは家族が悲しんでいる姿は見たくないので、いつもと変わらず接して可能な限り楽しい思い出を積み重ねてあげてほしいです」

愛迷みんみんさんは日々の様子をSNSでも発信している。■X■Instagram


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