大豆の“ヨーグルト”発売
2008-08-19 16:00 eltha
大豆を発酵させて作ったヨーグルトタイプの和風デザート『優 黒ごま』が、26日(火)より首都圏で発売される。トロリとした形状も甘味と酸味のバランスもまるでヨーグルトなのだが、食品関連区分は「大豆乳酸発酵食品(生菓子)」。過去に前例がなさそうな表記に、「乳製品ではないので“はっ酵乳”という表記ができず、やむを得ずこのような表記になった」と発売元のキッコーマンは経緯を語る。商品の区分はもちろん、ほんのりと大豆と黒ごまの風味がする“和風ヨーグルト”といった味わいも斬新で注目されそうだ。
同商品は同社が長年培ってきた醤油醸造の経験と、発酵の研究成果を活かして作られた“新しいヨーグルト風スイーツ”。醤油の原料でもある大豆のほか、同社が独自に選抜した、酸度の高い環境下でも生き抜いて腸まで届くという植物性乳酸菌「YAMATO-U株」を使用している。
良質のたんぱく質やイソフラボンが含まれる大豆と、腸を健やかにすることで知られている乳酸菌が組み合わさった同商品は、健康志向の消費者はもちろん、和の素材に慣れ親しんでいる年配者にも受け入れられそうだ。