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中越地震から4年、「山古志」ブランドの日本酒、本格発売

11月10日に発売される『山古志 棚田米仕込み 特別純米酒』 

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11月10日に発売される『山古志 棚田米仕込み 特別純米酒』 
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 新潟県中越地震で甚大な被害を被った旧山古志村(現・長岡市)の酒造会社・お福酒造は29日(水)、都内で『山古志 棚田米仕込み 特別純米酒』の商品発表会を行った。「災害の山古志ではなく、夢のある山古志を目指したい」という思いを込めて命名された同商品は、上品ですっきりとした味わいが特長。同社の志に賛同し15戸の農家が、山古志村の名物である棚田(たなだ)で米を栽培しているという。

 2004年10月23日に発生した新潟中越地震は、棚田と錦鯉、闘牛で知られる風光明媚な同村も直撃。村に通じる道路がすべて寸断され村民は孤立し、美しい景色は一変した。05年に “平成の大合併”で同村は長岡市に吸収されたが、避難指示が出されていたため、閉村式を村で行うことはできなかったという。ほぼすべての住民に避難指示解除が出されたのは2007年。現在、約7割の住民は同地に戻ってきており、新たな生活を始めている。

 同社は村の名物でもある棚田の復興を目指し、同商品の発売を計画。「棚田での稲作は機械が使えない場所も多いため手間がかかり、収穫量は平地に比べて少ないのが現状」(同社)だというが、JAや地元農家の協力もあり、今回の本格発売に至った。同社は山古志の完全復興の願いを込めると同時に「大災害がこの地に起こったことを後世に伝える」という思いも抱いているという。

 1.8リットル(一升)と720ml(四合瓶)があり、11月10日より本格発売。生産に手間がかかるため、年間3万9600kg、一升瓶にして約3万4000本の数量限定販売となる。


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