本格チョコを閉じ込めた、ガムが溶けない“チョコガム”発売へ
2009-01-28 17:00 eltha
ガムの中にチョコレートを閉じ込めた“チョコガム”『リカルデント スマートタイム マイルドチョコレート』の発売を、お菓子メーカーのキャドバリー・ジャパン社が28日(水)に発表した。油性同士のチョコレートとガムを混ぜるとガムが溶けてしまうため「チョコレートとガムをひとつにしたものを製品化することは不可能」だと考えられていたが、同社はガムが溶けださないメカニズムを解明し、製品化に成功。同社は「噛んだ瞬間、口の中にチョコレートが広がる、新感覚のガム」と自信をみせる。
チョコレートと一緒に食べてもガムが溶けださないポイントについて同社は「ガムとチョコの比率」と「口の中でチョコレートとガムが接する時間に差を作る」点を挙げ、チョコレートをガムの中心に閉じ込める“センターチョコ”を採用。ガムにチョコを練り込むと溶け出しやすくなるが、同技術によってガムの変質を防ぐことに成功した。なお、同ガムを噛み続けても溶けることはなく、「通常のガムと変わらず最後までお楽しみいただける」(同社)という。
「リカルデント スマートタイム」シリーズは“間食カロリーコントロール”をコンセプトに展開。第2弾となる同商品は、「“空腹感を和らげてくれる味”と、消費者からのリクエストがもっとも多かったのがチョコレート味だった」(同社)ことから開発に至った。シュガーレスガムの中に砂糖不使用の本格ミルクチョコを閉じ込めており、1粒あたり3.6カロリー。ミルクチョコレートを世界で最初に作った同社グル―プならではのこだわりで、技術のみならず風味にもこだわりをみせているという。
同商品は参考小売価格130円(税込)。3月9日より、全国で発売される。