“桃鉄”モチーフの食堂開店〜ご当地メニューを多数展開
2009-06-09 21:00 eltha
ハドソンは9日、人気ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズをモチーフにした飲食店『桃鉄食堂』を今月中に2店舗開店することを発表した。日本各地の物産や名産品が多数登場するゲームのコンセプトを取り入れ、「全国の選りすぐりメニューを気軽に楽しめる店舗」(同社)とし、従来のフードコートメニューに加え、ゲームでおなじみの全国ご当地グルメや名物料理も提供していく。
ご当地グルメの第1弾は青森県で、平打ち麺の「黒石焼そば」(500〜550円)、ゲームにも登場した五所川原名物の揚げ鯛焼き「あげたい」(180円)、「林檎チップのソフトクリーム」(250円)、「青森林檎ジュース」(250円)などを提供する予定。「半年をメドに、全国から新しいメニューを発掘・提供する」としており、次の“ご当地メニュー”も計画中だという。
『桃太郎電鉄』はスゴロク形式のボードゲームで、1988年12月にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売。以降続編が次々と発売され、シリーズ累計出荷数が1000万本を超える人気ゲームとなった。鉄道会社の社長となり、日本全国を鉄道で巡りながら各地方の物件を買って資産を増やす内容から「日本の地理や各地の特産物なども学べる」と言われている。
『桃鉄食堂』は18日にイトーヨーカドー拝島店(東京都昭島市)、25日に同上永谷店(神奈川県横浜市)がオープンし、将来的に全国展開を目指す。店内には“桃鉄”のキャラクターなどをあしらってゲームの世界観を表現し、親子連れや家族連れに訴求していく。なお、店舗運営は飲食店の経営・企画を行うベストラン社が行う。