イクラTKGから白桃TKGまで 「ご当地卵かけご飯」が熱い!
2009-06-14 11:00 eltha
かつては“手抜き料理”“節約料理”と思われがちだった卵かけご飯だが、いまや「TKG」の愛称で呼ばれるなどトレンドとなり、さまざまなレシピが誕生している。全国各地の“ご当地TKG”を紹介するWebサイト『全国のたまごかけごはん』に投稿されているレシピも、海鮮丼をアレンジした北海道の「イクラTKG」から、岡山名産の白桃を使った「白桃TKG」までバラエティ豊かだ。
卵かけご飯はシンプルなメニューだからこそ、味付けや入れる食材などで地域性やオリジナリティーが出やすく、同サイトでも江の島の名物・シラスのほか、白ゴマ、おろし生姜、大根おろし、しそ、海苔をトッピングした「シラスTKG」(関東)、野沢菜や高菜を刻んで混ぜる「おしんこトッピング」(甲信越・中部)、納豆と辛子明太子を加える「納豆明太子TKG」(九州・沖縄)などが紹介されている。
また、中には「パルメザンチーズを混ぜる」などのユニークメニューや、「鹿児島産の甘醤油を使う」といったこだわりを感じさせるものも…。ちなみに、同サイトが集計した全国の“人気トッピング”は「のり」、「キムチ」、「ネギ」などの“TKG王道食材”だった。
サイトを運営する鶏卵業界大手のイセ食品は「地元で親しまれている卵かけご飯のレシピや食べ方を共有し、新しい卵かけご飯の提案につなげたい」と語る。同社はレシピを投稿したユーザーに抽選で同社の卵かけご飯専用醤油をプレゼントするなどし、“ご当地TKG”の拡大に力を入れる。