ローソンが消費の二極化に応え高級商品にも注力 「スタミナ牛焼肉弁当」を450円で発売
2009-07-14 11:00 eltha
ローソンは14日、都内で会見を行い消費の二極化に対応した『驚きの商品開発プロジェクト』を発表した。低価格商品のほか、“たまには良いものを”というニーズに応え、600〜700円で販売できる品質の商品を500円前後の中位価格帯に抑えた“付加価値の高い商品”に注力。価値の3割アップを目指し、『スタミナ牛焼肉弁当』を450円で発売する。
は下値商品ばかりが注目されているが、500円台のニーズも高い」と語りつつ「ただ、もっと良いものを出してほしいという声も聞かれる」とコメント。過熱する低価格路線への対応が急務であることと、商品の品質向上がコンビニエンスストアの課題であることに言及し、「これからのコンビニエンスは“ただ安い”というだけではなく、付加価値が高く、なおかつ加盟店の皆様にもきちんとした利益をあげていただける商品を展開していくべき」というテーマのもと、商品開発や仕入れ、工場での生産性などを徹底管理した“良い食材を手ごろな価格で提供する”プロジェクトを立ち上げた。
その第1弾商品として、22日よりすき焼きやしゃぶしゃぶ用の部位である肩ロースを使用した食材強化食品『スタミナ牛焼肉弁当』を450円で販売。今後は弁当、おにぎり、パスタ、デザートの4分野で展開するほか、105円の低価格シリーズ「バリューラインサラダ」も引き続きアピールし、弁当と惣菜・サラダ類の組み合わせ販売も狙っていく。