コンビニデザートも“高級感”で勝負　ローソンに新ブランド

2009-09-24 16:50 eltha

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　コンビニエンスストア各社はオリジナルデザートの展開に注力し、有名パティシエや人気イベントとのコラボレーション、男性向けデザート、食材やパッケージへのこだわりなどで、さまざまな趣向を凝らしている。そんな中ローソンは24日、都内で新デザートブランド『Uchi Cafe SWEETS（ウチカフェ　スイーツ）』の報道陣向け発表会を行い、新ブランド立ち上げにあたって、原材料の見直しをはかって風味向上に努めたほか、専用紙袋を用意してプレミアム感を演出していることをアピールした。

　同社のオリジナルデザートはこれまでも年間約1億5000万個を販売する主力商品のひとつだが、購入者の約6割が男性客だったこと、「近年、特に夜間（午後9～午前0時）の販売が伸びており、3年以上前年同月比を更新し続けている」（同社）ことに着目。“カフェのリラックス感を自宅や職場で味わう”をテーマに、20～30代女性をターゲットにした新ブランドを企画した。

　展開するラインは原材料から見直しをはかり、専門店と同等の食材を使用することで本格的な味わいを実現した「プレミアム」、シュークリームやエクレアなどの手に取りやすい定番品を扱う「ベーシック」、カップデザートやパフェ、家族用デザートなど、選ぶ楽しさを提供する「バラエティ」の3つ。第1弾として今月29日に神戸の人気製粉メーカー「宝笠印」の小麦粉と3つのクリームをブレンドした『プレミアムロールケーキ』（税込150円）を発売する。

　また、同社は10月に『シュークリーム』を、11月に『エクレア』を発売するほか、アコースティック・デュオindigo blueが歌う同ブランドのテーマソングを店内で流すことでブランド認知度を上げ、加熱する“コンビニデザート競演”で存在感を示していく。