佐々木希、初主演映画で女優開眼 谷原章介に心奪われる
2009-10-19 19:20 eltha
モデルで女優の佐々木希の初主演映画『天使の恋』が19日、第22回東京国際映画祭の特別招待作品としてお披露目され、佐々木、恋人役で共演した俳優・谷原章介、寒竹ゆり監督の3人による舞台あいさつが行われた。谷原が「花が開く瞬間に立ち会えた」と佐々木の成長を喜ぶと、横で聞いていた佐々木は少し照れながら「谷原さんのようなかっこいい男性だったら、18歳くらい年の差があっても(恋愛は)ありです」と笑顔をみせた。
同名ケータイ小説が原作で、過去のトラウマから、お金だけを信じる空虚な日々を送っていた女子高生の理央と、大学講師・光輝の切ないラブストーリー。寒竹監督にとっては長編デビュー作となる。
初主演の大役を引き受ける際には「演技経験もないし、できないと言いました」と言っていた佐々木だが「演技のレッスンと撮影で3ヶ月間、いろいろな経験ができた。これから生かしていきたい」と自身の成長を実感。寒竹監督も苦笑いしながら「最初はどうしようかと正直、思った」と打ち明けたが、そんな新人女優と新人監督の2人を支えたのが、谷原だった。
谷原は佐々木について「クランクインからクランクアップまでの間に目覚しい成長を遂げて、現場でそれを目の当たりにして思ったのは、こうして人はどんどん変化していくんだな、役とともに希さん自身も変わっていって、花が咲く瞬間に僕も立ち会えて嬉しかったです」と穏やかに話していた。
映画『天使の恋』は11月7日より全国公開。
◆『天使の恋』キャスト陣も参加、『東京国際映画祭』グリーンカーペット