ホーム グルメ > 『ミシュランガイド東京2010』三ツ星は世界最多11軒〜居酒屋、焼き鳥店も新たに登場

『ミシュランガイド東京2010』三ツ星は世界最多11軒〜居酒屋、焼き鳥店も新たに登場

2009-11-17 15:00 eltha

■その他の写真ニュースはこちら

 11月20日に発売される『ミシュランガイド東京2010』の記者会見が16日東京都庁で行われ、掲載店舗の詳細が明らかになった。同誌最高の三ツ星獲得店は、世界最高の11軒が掲載。累計の星の数も261となり、世界一星の多い街としてリードを広げた。掲載店の7割近くが日本料理で、今回から精進料理、居酒屋、串揚げ、焼き鳥の店も新たに加わっており、「とり喜」「よし鳥」なども一ツ星を獲得している。なお、東京版の発行は今回で3回目。10月16日に初の関西版『ミシュランガイド京都・大阪 2010』が発売されている。

 東京は初めて発行された2008年版(2007年11月発売)以来、パリやニューヨーク等の同ガイド本各都市版と比較しても高い星数を獲得しているが、今年はそれをさらに更新した。 三ツ星店は「石かわ」、「かんだ」、「カンテサンス」、「小十」、「ジョエル・ロブション」、「すきやばし 次郎 本店」、「鮨 水谷」、「ロオジエ」。そのほか、「えさき」、「鮨 さいとう」、「幸村」が二ツ星から昇格し、三ツ星を獲得した。なお、今回から掲載エリアが昨年より2区多い15区に拡大している。

 今回掲載された施設は合計234軒で、レストラン・料理店が197軒、宿泊施設が37軒。二ツ星は42軒、一ツ星店は144軒で、新たに42軒が一ツ星に加わった。

 会見に登場した日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長は、3年目の発行について「日本では“継続は力なり”と言われますが、良いガイドブックを作るには時間と労力がかかり、この言葉通りだと感じています」とコメント。また、ミシュランガイド総責任者のジャン=リュック・ナレ氏は「今年も星付き店のみの掲載となりましたが、これは東京の美食が世界トップレベルにあることの表れだと思います」と語り、“美食の街・東京”を称えた。また、今回の調査員は全員日本人で行われたことも明かされた。

 1900年に誕生した「ミシュランガイド」は、現在では世界90か国で毎年約1900万部が販売されているグルメガイドブック。覆面調査員が匿名でレストランや宿泊施設を訪れることで知られている。

 『ミシュランガイド東京2010』(日本語版/英語版)は価格2415円。

『ミシュランガイド東京 2010』の記者会見に登場した(左から)ミシュランマン、ベルナール・デルマス社長、ジャン=リュック・ナレ総責任者 

『ミシュランガイド東京 2010』の記者会見に登場した(左から)ミシュランマン、ベルナール・デルマス社長、ジャン=リュック・ナレ総責任者 

写真ページを見る



関連写真

関連リンク

Facebook

あなたにおすすめの記事

注目★トピックス


おすすめコンテンツ


P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ