女子高生が選ぶ“最も衝撃的だった10大ニュース”、1位は「マイケル死去」
2009-12-18 10:00 eltha
エンタメニュースから、時事問題、政権交代など・・・・・・目まぐるしいスピードで様々なニュースが駆け抜けて行った2009年。“100年に一度の大不況”とも言われた今年は、一体どんなニュースが最も衝撃的だったのか? ORICON STYLEでは時代の流れに敏感な女子高生を対象に「最も衝撃的だったニュースは?」というアンケートを実施。昨年の同アンケートでは1位に【首相交代】が挙がったが、今年は【マイケル・ジャクソン死去】がランクインした。「マイケル以上の人は、一生現れないと思う。最高のスター」(東京都)と、青天の霹靂ともいえるスーパースターの訃報に、世代を超えて哀悼の想いが寄せられた。
6月26日、突然報じられた歌手のマイケル・ジャクソンの死去。ワイドショーでは、現地(米国)のマイケルの搬送先に詰め掛けるファン、そして報道陣の様子が連日報じられた。「神様みたいな存在だったから、この世からいなくなるって言われてもよく理解が出来なかった」(福岡県)と、まさに“信じられない”といった心境のようだ。その後、7月には彼の関連CD・DVD作品の国内売上総額が14億円を突破し、最後のコンサート“リハーサル”フィルム『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』が映画館で公開さると、上演期間延長などこちらも大きな話題を集めた。
2位は、今年4月に結婚会見が開かれた【絢香&水嶋ヒロの結婚】報道。「水嶋ヒロのファンだからショック!」(兵庫県)と目を潤ませる水嶋ファンはもちろん存在するが、人気絶頂期での結婚、バセドウ病の告白、そして年内での活動休止を発表した絢香に対してもショックは隠しきれない様子。「絢香の歌に力をもらっていたから。病気が早く治って復帰して欲しい」(神奈川県)と彼女の完治と芸能界への復帰を心から待ち望む女子高生も多い。また「こんなステキな2人の結婚。とても嬉しかったから」(愛知県)と、今年最も“嬉しいニュース”としても印象に残っているようだ。
続く3位には、WHO(世界保健機構)が発表した“パンデミック”という言葉と共に、世界中を震撼させた【新型インフルエンザ】が登場。日本国内では感染の回避策としてマスクの購入希望者が取り扱い店舗に殺到し、夏にも関わらず店頭では品薄状態が続いた。感染死亡者数は国内で100人を超え、全国各地の学校では学級閉鎖も相次くなど未だ関心が高いニュースの1つである。
「学級閉鎖とか、自分に関わりがあった」(千葉県)、「修学旅行が中止になったり体育祭が中止になったりしたから」(大阪府)と、女子高生にとって最も身近な“学校”での異変に対し、より脅威を感じた様子。
そして、今年を象徴する出来事ともいえる、芸能界での薬物問題も浮上。4位には【酒井法子逮捕】、6位に【薬物問題】とTOP10に2項目がランクインしている。いずれも「正統派だったし、まさか逃亡するなんて思いもしなかった」(埼玉県)、「たくさんの芸能人が薬物を乱用していることが分かって、すごくショックを受けた」(北海道)、「薬物を身近に感じた」(兵庫県)と、受けた衝撃は大きく、一様に戸惑いを隠せないようだ。
改めて2009年を振り返ってみると、嬉しい出来事もあったが、やはり暗いニュースが目につく1年だったともいえる。しかし、来年はFIFAワールドカップや冬季オリンピック、上海国際万博など華やかなイベントが開催される予定。明るいニュースが飛び交う1年となることを期待したい。
【調査概要】
調査時期:11月5日(木)〜11月10日(火)
調査対象:現役女子高生300名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
女子高生が選ぶ“最も衝撃的だった10大ニュース”
■禁無断複写転載
※オリコンランキングの著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。詳しいお問い合わせは、弊社広報企画部までお願いいたします。