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炭酸飲料は付加価値勝負へ 定番ブランドにも“プラス栄養素”商品続々

カルシウム・ビタミンB6を配合するキリンビバレッジの『キリンレモン』 

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カルシウム・ビタミンB6を配合するキリンビバレッジの『キリンレモン』 
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 キリンビバレッジは4日、ロングセラーブランド『キリンレモン』をリニューアルして、カルシウムやビタミンB6を配合すると発表した。また、同日にアサヒ飲料もビタミンCやビタミンE、ビタミンB6、ナイアシンが配合された『レモンはじける三ツ矢サイダーゼロ』の発売を発表。糖質ゼロ・カロリーゼロブームに続き、炭酸飲料は“栄養素入り”が続々と登場しており、長年愛されている定番ブランドも“プラス栄養素”で付加価値を提供するようになった。

 1928年に誕生して以来、「無着色・人工甘味料ゼロ・天然香料使用」というシンプルさで82年間に渡り販売されている『キリンレモン』は、4月6日よりリニューアル。“カラダよろこぶ。元気炭酸”というコンセプトの元、カルシウムとビタミンB6を配合する。今回のリニューアルについて同社は「炭酸飲料市場は近年伸長を続けており、ここ3年間の“コーラ”タイプ以外の炭酸飲料は、若年層の高い飲用率に加えて、大人層の飲用も大幅に増加している」としており、若年層以外の消費者拡大を狙い“健康価値”をプラスした。

 また、同社は グループ縦断プロジェクトの一環で企画された“回復系アミノ酸オルニチン”を配合した『大人のキリンレモン』の発売も同日に控えており、「炭酸飲料市場に新しい価値をご提案する」としている。

 「2009年の炭酸飲料市場はゼロ系炭酸飲料が牽引し、前年比103%と好調に推移している」としているのはアサヒ飲料。特に、同社が2009年5月に発売した“カロリーゼロ”“糖類ゼロ”“保存料ゼロ”が特徴の『三ツ矢サイダー オールゼロ』は前年比112%と「6年連続の販売増で、過去最高の売上を達成」しているという。そんな追い風を受けて3月23日より発売する新商品は、有機栽培されたレモンを使用してビタミンCを500mlあたり1000mg配合。そのほかの栄養素も加えつつカロリーゼロに抑え、健康志向の消費者に訴求する。

 コカ・コーラシステムも2009年よりビタミンC、カテキン、食物繊維などを付加した『コカ・コーラ プラス』シリーズを展開しているほか、2月22日よりシリーズ初のカルシウム入り乳性炭酸飲料『ファンタ もぉ〜もぉ〜ホワイト』を発売している。

 消費者の健康志向の高まりから、2008〜2009年にかけて「カロリーゼロ」、「糖類ゼロ」などの商品が次々と登場した炭酸飲料市場。2010年は最盛期の夏に向けて、これまで以上に“健康”を意識したラインナップが出揃うかもしれない。


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