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苦戦続くミネラルウォーター、最盛期に向けて各社工夫

28日より価格据え置き・50ml増量で展開する『エビアン550mlペットボトル』(伊藤園) 

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28日より価格据え置き・50ml増量で展開する『エビアン550mlペットボトル』(伊藤園) 
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 ミネラルウォーター『エビアン』を販売する伊藤園は25日、従来品より50ml増量し、価格を据え置いた『エビアン550mlペットボトル』を28日より発売すると発表した。コカ・コーラシステムも4月から『い・ろ・は・す』ブランドに280mlサイズを、6月より1020mlペットボトル商品を新たに発売しており、7月5日からは温州みかんエキスが入った『い・ろ・は・す みかん』を売り出す。好調な“ゼロ系飲料”の裏で、苦戦しているといわれているミネラルウォーター市場。各社は増量やサイズ拡充、フレーバー投入などで、“ミネラルウォーターの最盛期”に向け訴求していく。

■“ノーカロリー”のミネラルウォーターは“ゼロ系炭酸”に押され気味!?

 富士経済が今月6日に発表した清涼飲料の国内市場調査によると、2009年の炭酸飲料市場はカロリーゼロ、糖質ゼロなどをうたった“ゼロ系”が多く投入され、コーラフレーバー飲料は前年比5%増の2230億円に、透明炭酸市場は前年比16.6%増の989億円となり、2010年も市場はさらに活性化するとみられている。

 一方、健康志向の消費者にうけ市場を伸ばしてきた“ノーカロリー”なミネラルウォーターは近年価格競争が激化しており、また、“ゼロ系”の隆盛に押される形で市場が微減。2009年度は1.3%減の2575億円に落ち込んだという。

■エコ容器、サイズ変更・拡充、価格見直し…各社のさまざまな取り組み

 そんな状況を打破すべく、各社はさまざまなアピールを展開。前述の『い・ろ・は・す』は環境負荷軽減の軽量ペットボトルを採用し、飲み終わったあとのペットボトルを手軽に「ひねってつぶせる」点がポイントのひとつだったが、いまや“エコペットボトル”はミネラルウォーターの定番になりつつあり、『サントリー天然水(南アルプス)』(サントリー食品)、『キリン アルカリイオンの水』(キリンビバレッジ)などでも展開。環境配慮とゴミ出しの手軽さをアピールしている。

 そのほか、ハウス食品からミネラルウォーターの製造及び販売事業を取得し、7月6日より『六甲のおいしい水』を発売するアサヒ飲料は、すでに自社で展開していたブランド『富士山のバナジウム天然水』の希望小売価格を据え置きのまま、500mlから530mlに増量して展開。サントリー食品も4月より『サントリー天然水(南アルプス)』の1リットルペットボトルを1都10県で販売し、「持ち運びたいが500mlではもの足りない」、「家庭やオフィスでも気軽に飲用したい」という声に応えた。また、『ボルヴィック』を輸入するキリンMCダノンウォーターズも、3月より希望小売価格の値下げを行った。

 これから夏に向けてミネラルウォーターがもっとも売れる季節になるが、各社のこれら取り組みが功を奏するか、注目が集まる。


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