『赤いきつね』『緑のたぬき』がリニューアル〜ロングセラーカップ麺改良続々
2010-07-13 10:00 eltha
ロングセラーカップ麺のリニューアルが相次ぐなか東洋水産は12日、同社の人気カップ麺『マルちゃん 赤いきつねうどん』と『マルちゃん 緑のたぬきそば』を8月16日より4年ぶりにリニューアルすると発表した。
今回の改良ではダシ用に使っている鰹節の熱処理工程をなくし、鰹の風味を向上。「赤いきつね」は油揚げに使用している調味液をすっきりとした味付けに変更するほか、「緑のたぬき」はそば粉の配合を変える。これら商品はエリアにより味付けが異なっており、現在は中京以東の東日本向け商品、関西エリア向け商品、西日本向け商品のほか、「赤い〜」は北海道商品があるが、それらすべてが同時にリニューアルされる。
長年愛されているカップ麺の風味や食感の改良は各メーカーが相次いで行っており、日清食品は2008年より『どん兵衛』シリーズの麺を“ぴんそば”に変更したほか、スープ等も風味を強化。『カップヌードル』シリーズも2009年よりミンチ肉を“コロチャー”に変更したほか、貝柱を投入するなどして具材の強化を行った。
明星食品でも『一平ちゃん夜店の焼そば』シリーズを2010年1月よりリニューアル。7月5日からはカップラーメン『明星 一平ちゃん』も風味を強化したほか、具材を1.5倍ほど大きくするなどしてリニューアル販売を行っている。