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ビールテイスト飲料絶好調 『オールフリー』販売期間1ヶ月半で100万ケース達成へ

2010-10-08 06:00 eltha

 サントリーが今年8月に発売したビールテイスト飲料『オールフリー』が10月中旬に2010年販売計画の100万ケースを達成する見込みとなった。同社は7日、同商品の販売計画を200万ケースに上方修正すると発表。異例の売れ行きで供給が追い付かず、発売直後から約1ヶ月にわたり販売を見合わせていた同商品だが、販売期間1ヶ月半で当初目標をクリアしそうな勢いをみせている。

 『オールフリー』はアルコール度数0.00%、カロリーゼロ、糖質ゼロを世界で初めて実現した商品。“0.00%ビールテイスト飲料”が注目を集める中、「3つのゼロ」を訴求し8月3日に全国で発売された。ところが発売1週間後の同月10日、当初計画の販売数量を大幅に上回る反響があり生産が追い付かず販売休止を発表。その後、供給のめどが整ったことから、9月7日より発売を再開していた。同社はこれまでの武蔵野・京都工場に加え、新たに九州熊本工場でも同商品の生産を開始し、「安定供給を図るとともに、いっそうの認知拡大・飲用経験の向上を図る」としている。

 ノンアルコールのビールテイスト飲料は車を運転する人や妊婦など“飲みたくても飲めない”人たちから支持を集め順調に成長を遂げ市場が拡大。同社は「9月のノンアルコールビールテイスト飲料市場は、『オールフリー』が大きく牽引し、前年の約2.4倍にあたる150万ケース超に拡大したものと推定しています」としている。

 好調なのはサントリーだけではない。“0.00%ブーム”の火付け役である『キリン フリー』を発売するキリンビールは同商品の2010年年間販売目標を年初予定の430万ケースから約2割増となる510万ケースに上方修正すると発表。アサヒビールが8月より発売している『アサヒダブルゼロ』は発売から2週間で年間販売目標の3分の1を達成し、発売から20日で販売目標を当初予定の80万箱から5割増の120万箱に上方修正している。

年間販売目標を当初予定の100万ケースから200万ケースに上方修正したサントリーの『オールフリー』 

年間販売目標を当初予定の100万ケースから200万ケースに上方修正したサントリーの『オールフリー』 

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