“ワインに合う”スナック・フード、各社提案
2010-11-14 10:00 eltha
■スナック類は期間限定の濃厚チーズ味が多数!
スナック類でこの時期目立つのは、カマンベールチーズやゴルゴンゾーラなど、ワインと相性の良いチーズを使用した商品だ。『ばかうけ』シリーズを展開している栗山米菓は今年で4年目となる期間限定の『白いばかうけ』のほか、ゴルゴンゾーラを使用した『15枚ばかうけ濃厚チーズ味』を新たに発売した。
また、東ハトも“ワインに合う、大人のためのハーベスト”をコンセプトにした「ハーベスト ウェルメイド」シリーズで、4種のチーズを生地に練り込んだ『ハーベスト ウェルメイド・4種のチーズ』のほか、「ペペロンチーノ仕立て」「レアチーズ仕立て」など全4種類を発売。ワイン需要が高まるこれからの時期に向けて訴求している。
江崎グリコも16日から、「濃厚おつまみスナック」シリーズの販売地区の拡大と新フレーバーの投入を行う。細長パスタに素材の味を練り込んだ『タパスタ』には新たにバジル&チーズ味を展開。また、極太プレッツェル『クラッツ』からは期間限定でチーズフォンデュ味を発売する。
■つまみだけじゃない!“ワインが似合うディナー”もアピール
ハウス食品はボジョレー・ヌーヴォー解禁や11月22日の「いい夫婦の日」、「クリスマス」などに向け、『ビストロシェフ<ビーフシチュー>』を店頭で積極的にアピールしている。同社によると11〜12月はビーフシチューが年間でもっとも食卓登場頻度が高まるといい、ワインに合う食事としてはもちろんのこと、手軽に作りやすいことから“男性が女性に作る”という「男のおもてなし」をテーマに、販促活動を積極的に展開している。
また、全国128店舗を持つベーカリー店・ドンクは今年、フランスの本格的な煮込み料理を温めるだけで楽しめるレトルト食品シリーズ「冬季限定シチュー」を15日より新たに展開する。現在取り扱うのは『カスレ(白いんげん豆と肉のシチュー)』と、『フリカッセ(鶏肉のクリームシチュー)』で、仏国ではフランスパンとワインと一緒に食べる郷土料理だ。日本人がワインをもっともよく飲むこの時期に展開することで、新たな食の提案と共に、夕食時の食事パン利用を訴求する狙いがある。
なお、サントリーによると今年のボジョレー・ヌーヴォーは「ふくよかでフルーティーでバランスのとれた味わい」だとか。ボジョレー・ヌーヴォーは11月18日午前0時に解禁となる。