今年もビールテイスト飲料に力 サッポロは新商品投入、サントリーはロング缶発売
2011-01-15 10:00 eltha
『サッポロ プレミアムアルコールフリー』はビールテイスト飲料がビール類愛飲者に多く飲まれていることから、ビールに近い“しっかりとした味わい”を意識している点が特徴。麦芽100%の麦汁とバイエルン産アロマホップを75%以上使用し、コクと苦みを与えている。
8月に発売し、予想以上の売れ行きで供給が間に合わず一時販売を見合わせる事態となった『オールフリー』を発売するサントリーは、同商品の2010年出荷数が当初計画の2倍にあたる200万ケース超えたと発表。2011年は500万ケースの販売を目指す。
ビールテイスト飲料は昨年12月より同商品をリニューアルして風味を強化したキリンビール『キリン フリー』、年間販売目標の3分の1以上を発売約2週間で突破し、2010年の年間販売目標を当初計画の80万箱から120万箱に上方修正したアサヒビール『アサヒ ダブルゼロ』も人気で、昨年夏は記録的な猛暑も手伝い大きな話題となった。
サントリーは2011年のビールテイスト飲料市場について「対前年1.3倍の1300万ケースに拡大する」と推定している。