トマトのスイーツも登場 ローソン、デザートで新戦略〜希少素材の商品を限定発売
2011-03-11 14:00 eltha
全国8917店舗で発売される期間・数量限定の新商品は、1週間で60万個、6週間で360万個の生産・販売を計画。全店舗に行き渡るためには素材の調達がカギとなるが、生産農家等に直接交渉するなどし、普段流通することが少ない旬で希少な素材を1週間限定で確保することに成功。大量生産が求められる“コンビニスイーツ”の枠を超え、素材や風味にこだわり手間ひまをかけた限定商品を展開することで、洋菓子店に対抗する。
発売されるのは『静岡県産 紅ほっぺのタルト』(29日〜4月4日・税込み395円)、『スプーンで食べる桜の生どら焼き』(4月5日〜4月11日・同295円)、『アメーラトマトとチーズのスイーツ』(4月12日から4月18日・同280円)、『わらび餅(栃木県産黄なこ別添)』(4月19日から4月25日・同350円)、『ハワイ産コナコーヒーのパフェ』(4月26日から5月2日・同395円)、『スイーツプチベーグル(3ヶ入り)』(5月3日〜5月9日・同250円)。今後は春夏秋冬のコレクションを随時展開していく予定。
同社の「ウチカフェスイーツ」は2009年にスタート。第1弾商品『プレミアムロールケーキ』は異例のヒットとなり、コンビニエンスストア業界に“渦なしロールケーキ”ブームを巻き起こした。同ブランド立ち上げ後、2010年にはスイーツ類の売上が前年比45%増になったほか、以前は男性63%・女性37%だったコンビにスイーツ購入者の比率に変化が生まれ、女性客が増加しているという。