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【1/23 更新】ドラマ『わたプロ』特集 全101エピソードのあらすじを紹介

2014-11-28 eltha

【1/23 更新】ドラマ『わたプロ』特集 全101エピソードのあらすじを紹介
 ジェーン・スー著の人気コラム『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』が、女性チャンネル♪LaLa TVで実写ドラマ化! 豪華キャスト&スタッフがタッグを組み、前代未聞(!?)の全101本の短編ストーリーを2シーズンに渡って放送。関係者インタビューや各話のあらすじなど、さまざまな角度から本ドラマの魅力にロングランで迫ります!

私の体験とは別の展開がおもしろい―原作者 ジェーン・スー

すべては、この人のコラムから始まった! 原作者のジェーン・スーさんに、ドラマ化に対する思いはもちろん、未婚のプロならではの“オンナの心得”を伺います。

女子会の延長線から生まれたストーリー

――昨年10月に刊行した初のコラムがドラマ化されますが、どんなお気持ちですか?
【ジェーン・スー】 まさか、こんなことが起こるとは(笑)。原作はファミレスで友だちとリストアップしたものが元になっているんですけど、それがドラマになるというのは本当に宝くじにでも当たったような気分です。友だちにはいつかご飯をごちそうしないと、私が峰打ちに合いそうな気がしていますけど(笑)。

――全101本というのは、ドラマ界でも革命的なことですよね。
【ジェーン】 すでに私の手からは離れていると思っているので、プレッシャーは全然ないのですが、(原作通り)101本撮ろうっていうのがすごいですよね(笑)。評判が良ければ続編…っていうのが常人の考えだと思うんですけど、ある種の“悪ノリ”をしてくれたのがすごく嬉しいですね。

――コラムがストーリー展開されるのもおもしろいです。
【ジェーン】 そうですね。私や友だちの経験とはまったく別の展開になっていたりするので楽しいです。言っていることはまさに“101の理由”の中のひとつなんですけど、台本を読んでいると、「こんなバージョン違いもあるんだ!」っていう発見もあったりして。

――収録現場もご覧になったそうですが。
【ジェーン】 11話のエピソードで、小島聖さんが彼氏にいろんな資格を取らせようとするシーンだったんですが、自分も身に覚えのあることだったので思ったより見ていて辛かったです(笑)。あと、まだ台本しか読んでいないんですが、市川実和子さんが主演される1話に登場する架空のスナックが魅力だなと思ったり、平山あやさん主演の2話の「すべて、彼の好みに合わせている」はとても切なかったですね。

やっぱり結婚は早い方が良い!?

――見どころがたくさんありそうですね。特にお気に入りのエピソードは?
【ジェーン】 まだ映像は観ていないんですけど、鈴木砂羽さんが初監督される8話の中の「車、ゲーム、スポーツなど彼の趣味の領域に詳しすぎる」っていうエピソードは相当おもしろくなりそうです。

――ジェーンさん自身、101の理由の中で特に当てはまることって何なのでしょう?
【ジェーン】 出版した時に開催した読書会では、101個目の「病めるときも健やかなるときも、バカ笑いができる女友だちに囲まれている」が回答として一番多かったんですが、私もそうですね。女友だちがセーフティーネットとして機能している限り、完全な寂しさや孤独感っていうのはないので。読書会では、「まだ本気出してないだけで、本気出せばどうにかなると思っている」や「友だちから『とても結婚願望があるように見えない』と言われる。あなたが」も反応が大きかったですね。

――うぅ、なんだか私も耳が痛いです(笑)
【ジェーン】 歳をとるほど増していくのは、「独身の楽しさが半減するぐらいなら、結婚しない方がマシと思っている」でしょうか。でもそこで、「独身を決め込むジェーン・スーさん」みたいなことを書かれると赤字を入れたくなりますけど(笑)。歳を重ねると誰かと人生を歩むことの“大変さ”の方が先行していってしまうので、やっぱり結婚は早い方が良いと思います。

――このドラマは、男女で受け止め方も異なりそうですね。どんな風に観てほしいですか?
【ジェーン】 女性には、ある種の幽体離脱体験というか、私と一緒に“笑えるけど痛い”経験をしましょうと(笑)。男性には、自分たちはこだわっているかもしれないけど、女側はそんなに気にしていないよ(笑)、みたいな部分に気づいてもらえると嬉しいです。

イイ女に求められる“放っておく力”

――同原作本の出版やラジオパーソナリティーのお仕事をきっかけに、指南役になることも多くなったんじゃないかと思いますが、ジェーンさん的に“イイ女”ってどんな女性だと思いますか?
【ジェーン】 どうでしょう? 異性に対しては“放っておく力”がある人ですかね? プロポーズされるために大切なことにもつながってくると思うんですけど、何かをすることで必要と思ってもらうよりは、何もしないで必要だって思ってもらうことが大事というか。やっぱ、詰将棋をしてもうまくいかないっていうね(笑)。逆に同性からすると、ファッションや体型も含めて自分のために身綺麗にしている人じゃないかな?

――では、今までの経験から女性として一番磨いておくべきポイントは?
【ジェーン】 自尊心ですかね? かなり大変なことだとは思うんですけど、いろんなことがうまく運ぶ一番の方法だとは思います。

――奥が深いですね。原作に“30代後半に入って生きやすくなった”と書かれていたと思うんですが、ジェーンさん的に歳を重ねていくことはプラスだと思いますか?
【ジェーン】 どっちもあると思いますね。でもいまのところ、あんまりマイナスには捉えてないです。ウケるレベルで体型が崩れて愕然としたりもするんですけど(笑)、そういったホラーも含めてちょっと楽しい感じはしています。それはたぶん、正しい自尊心が育ったからだと思うんですよね。それがないと自責の念にかられるというか。

楽しく生きる秘訣はリミットを決めないこと!

――なるほど、そういう意味でも自尊心って大切なんですね。現在、多方面でご活躍なさっているジェーンさんですが、楽しく生きる秘訣ってありますか?
【ジェーン】 あまり自分でリミットを決めないことでしょうか。私も38歳頃まではずっと裏方で、でもそんなどこの馬の骨かわからない女を起用してくれている。人の評価というか、球が転がってきたら乗っかってみることは大事だなと思いました。自分のことを決めつけないことが人生の楽しさにつながっていることは、私に関しては間違いないですね。

――フットワークの軽さというか、のりしろを残しておくことが大切なんですね。
【ジェーン】 20代で「30代はすごく楽しいよ」って言われた時、嘘だ!と思ったら本当に楽しくて。30代で「40代はもっと楽だよ」と言われた時、それも嘘だろ!と思っていたら本当に楽で。「歳を重ねることはそれほど辛くない」という定型文に関しては、間違っていなかったという体験結果をお知らせします(笑)。

<番外編>
原作では“101の理由”を掲載していますが、もとは130個ほど案として挙がっていたそう。今回は漏れてしまった理由の中から、特別にエピソードを教えていただきました!

「ビビりの仕切り屋はNG」
相手にまかせた時、自分の思ってない方向に物事が運んでしまうのが怖いから常に場を仕切ってしまう行為。特に働いている女性はそうですよね。例えば、1週間後に原稿を戻してもらわなくちゃいけないんだけど、この人はいつも忘れるから前日や前々日に、もう一度「明日よろしくお願いします」っていう、リマインドみたいなことを男性にすると嫌がられるみたいな(笑)。恋と仕事は違うっていうのが、41歳になって一番わかったことですね(笑)

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