正月太りを予防! 年末年始は簡単エクサで体をリセット
2014-12-26 eltha
キレイな姿勢&歩き方を意識して、正月太りを回避!
「例えば、冬は寒くて姿勢が崩れやすくなるので、意識して背筋を伸ばしたり、歩き方に気を配るだけで、それが代謝アップにつながります」(白戸さん・以下同)。消費カロリーは歩く早さによっても変化するため、リズミカルに歩くことが大切。「通勤時に片道15分、往復で30分程度歩いている方は多いと思います。平日は5日間ですから、考え方によっては2.5時間がエクササイズの時間になるわけです」。
ジムに行ったり、ジョギングをしたりと、気合いを入れて運動をしなくても、日々の行動の見直しで効果が期待できるとは、なんて嬉しいお言葉! さらに、キレイな姿勢や歩き方を意識することは、“美しい体作り”にもつながってくるんだとか。「基本的にその人の動きが体型を左右しているので、キレイに動けていれば自然とボディラインも美しくなりますし、体も疲れにくくなってくると思います」。
また、「美しく痩せるためには、体重の増減だけ気にしないこと!」と白戸さん。「最近、BMIで見ると痩せている女性って多いんですけど、筋肉量が少なくて意外と隠れ肥満の方もいらっしゃいます」。基礎代謝は筋肉量で決まるといい、プロポーションにも関わってくるため「食べずに痩せるのではなく、適宜に筋肉量をキープしながら健康的に痩せることが大事です」とアドバイス。
疲労回復には“上質な睡眠”が何よりの特効薬に
では、深い眠りにつくためのポイントとは? 白戸さんいわく、「神経伝達物質の“セロトニン”の分泌がとても大切」とのこと。「セロトニンは、日中に陽の光を浴びることで分泌がはじまるので、朝は曇りでも良いので、カーテンを開けてお日様の光を浴びるようにしてください」。このセラトニンは、夜になるとメラトニンに変化。このメラトニンが、深い眠りへと誘ってくれるんだそう。
それに伴い、意識して整えていきたいのが体内リズム。朝日を浴びた後は、しっかりと朝食を食べ、リズミカルな運動がオススメ。テンポ良く歩くだけでもセロトニンが分泌されやすくなるみたい。
「食事に関しては、朝は糖質とタンパク質を含む食品をしっかり摂っていただきたいですね。夜は、眠りの質を下げるので脂っこいものはなるべく避けるようにしてください。夜遅くなるようでしたら、分食をして遅い時間にたくさん食べないように心がけると良いと思いますね」。
今回、お話しを伺ったのは……
株式会社コナミスポーツ&ライフ プログラム開発・クオリティ部 統括プロデューサー。28年の間コナミスポーツクラブのトップインストラクターとして活躍。現在は新しいプログラムの開発に携わるほか、若いインストラクターのトレーニングも行うカラダのスペシャリスト。趣味は読書。
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http://www.konamisportsclub.jp/