2010年から開催され、記念すべき第10回目を迎えた『国民的美魔女コンテスト』。今年は、今回ファイナリストに選ばれた5人と、過去9回までの各期を代表する9人の“レジェンド美魔女”が参戦。それぞれの個性を生かした私服審査、水着審査、ドレス審査を経て、初代ファイナリストの坂村かおるさん(52)が見事グランプリに輝いた。
今出場者の中で最年長であり、唯一の50代だった坂村さんは、web賞とグランプリのダブル受賞。グランプリ発表で名前を呼ばれた瞬間から目に涙を浮かべ、「胸がいっぱいで…」と声を詰まらせながらも、「52歳という年齢でコンテストへの出場は、正直大変でした。この賞、美魔女に恥じないようにこれからも邁進していきたいと思っております」と微笑みながら王者の喜びを語った。
美魔女とは、外見の若さや美しさだけではなく、年齢を重ねたからこそ得られた美しさや、人生の経験で培われた内面の輝きを持つ女性のこと。最年長であり52歳である坂村さんは、見た目の美しさはもちろんだが、内側から滲み出る女性としての優しさと強さがその美しさを際立たせた、まさに“美魔女のなかの美魔女”という風格を感じさせる人。審査委員長を務める『美ST』の編集長は、受賞した坂村さんを「坂村さんの存在で、歳を重ねるのが怖くなくなったという声が本当に多い。未来を感じることができる」と褒め称えた。10年の歳月を経て、再び美魔女の頂点に立つという奇跡を見せつけた結果となった。
また、準グランプリには最年少の川端歩さんが選出。審査委員長から「強い女性」と言われた川端さんは、39歳のシングルマザー。応援にきていた17歳の娘とともに、受賞を喜んでいた。