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フシギダネの“蕾”や“つる”まで見事に再現…12万いいねのポケモンマカロンに「かわいすぎて食べられない」

2020-12-17 eltha

「ヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネのマカロンがそろったので並べてみたよ」というコメントとともに、マカロンで作った『ポケットモンスター』のキャラクターたちの写真がTwitterに投稿され、1万件ものいいねを集める注目ぶりだ。特に、人気キャラクター・フシギダネのマカロンには、「蕾の表現がステキすぎる」「おしりや後ろ足が超キュート食べられません」「つるまで表現されてるなんて…」などと多くのコメントが寄せられている。投稿者のまんなたぬきさん(@maaco414(外部リンク))は、ほかにもトトロやカービィ、シェルダーなど、さまざまなキャラクターのお菓子を作って楽しんでいる。お菓子作りの魅力や作品へのこだわりなどについて話を聞いた。

「かわいすぎて食べられない!?」まんなたぬきさんのお菓子フォトギャラリー

  • フシギダネのマカロン(画像提供:まんなたぬきさん)
  • ヒトカゲのマカロン(画像提供:まんなたぬきさん)
  • ゼニガメのマカロン(画像提供:まんなたぬき)
  • ポケモンたちのクリスマスツリーカップケーキ(画像提供:まんなたぬきさん)
  • ポケモンたちのアイシングクッキー(画像提供:まんなたぬきさん)
  • ポケモンのガムボールマシーンマカロン(画像提供:まんなたぬきさん)
  • おっとっとをお砂糖でポケモンにデコレーション(画像提供:まんなたぬきさん)
  • おっとっとがポケモンに(画像提供:まんなたぬきさん)
  • ポケモンのアイシングクッキー(画像提供:まんなたぬきさん)

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「一目でフシギダネだとわかってもらえるように」ただかわいくするだけじゃない工夫

――フシギダネのマカロンには多くの反響が集まりましたが、そのことに対してはどのように感じていますか?

まんなたぬきフシギダネの特徴がみなさんに伝わり、共感していただけて嬉しいです。顔以外でも、一目でフシギダネだとわかっていただけるようなデザインを考えました。マカロンでは全体像を表現することがなかなか難しいので、短い足を小さく付けてみたり、蕾やつるをアイシングでデコレーションしたりすることで、フシギダネの持ち味が出せたらなと思って作りました。顔の表情よりもお尻のかわいさに沢山コメントをいただいて驚いています。

――ポケモンのクリスマスカップケーキやスノードームカップケーキなど、まんなたぬきさんの作品には立体的で面白いものが多いですが、こういったかわいいお菓子作りをするようになったきっかけを教えてください。

まんなたぬきポケモンやカービィ、ジブリ作品が大好きなことと、お菓子作りの魅力にハマってしまったことが重なって、「大好きなものをお菓子の世界で表現してみたい!」と思ったことがきっかけです。とにかく気に入ったものをお菓子で作ってみたくて、学生時代には、映画『チャーリーとチョコレート工場』をすべてお菓子で再現したり、親しい友人の似顔絵をお菓子で描いてプレゼントしたりしたこともありました。
――学生時代から作っていたのですね。

まんなたぬきポケモンなどのキャラクターは、年代や文化、国を超えて、多くの方々から長期に渡って愛され続けています。キャラクターだけでも魅力的なのに、それがお菓子になったらどんなに素敵だろうと思って作り始めました。

――作品の着想はどのように生まれているのですか?

まんなたぬきお菓子のデザインの着想は、1つのキャラクターのイメージを大切にしながら、どんな形なら一番かわいく、キャラクターの魅力を引き出せるか考えます。イメージしたデザインをいくつも書き出して、色を決めていく作業の中で新たに気づくことも多くあります。普段は、ピアノを弾いたり、お裁縫をしたり、バレエ舞台を鑑賞したりするのが好きなので、できるだけ発想の引き出しにたくさんのアイデアを詰め込んで、作りたいお菓子のイメージを取り出せるように心がけています。

「美味しくなければ魅力は半減する」見て楽しむだけではなく味にもこだわり

――「まんなさんのお菓子は可愛いだけじゃなくて本当に美味しそう」というコメントも見られますが、そういった点にもこだわりはあるのですか?

まんなたぬきお菓子は、やっぱり美味しくなければ魅力は半減すると思うので、味にはこだわっています。ただ、画像だけだと味をみていただくというわけにはいかないので、見てくださった方に、「かわいい!美味しそう!」と思っていただけるようなお菓子を作るよう心がけています。

――見て楽しむだけではなく食べられるという点が、アイシングクッキーやデコレーションお菓子の魅力ですもんね。

まんなたぬき結構コテコテにデコレーションすることも多いですが、クッキーのきれいな焼き加減や、マカロンの丸くてやわらかい感じ、飴の透明感など、そのお菓子自体の魅力は、作品の中心にあってほしいと考えています。アイシングを施してもクッキー生地がどこかに見える、また、キャラクターをモチーフにしたマカロンでも、見てすぐにマカロンだとわかる、というように、それぞれのお菓子の魅力をそのままの形で大切にしたうえで、そこにデコレーションしていくんだという想いで作っています。

――これまでの作品の中で、特に思い入れの強いものは?

まんなたぬき作品に込めた思いはそれぞれ違いますが、『千と千尋の神隠し』は筒状のクッキーに初めてアイシングを施したことや、飴、メレンゲクッキーなど、多くの工程を経てようやく完成したので、思い入れは大きいです。何度も失敗を繰り返して、納得いく形に仕上げられたときはとてもうれしかったです。

――まんなたぬきさんの考える「お菓子作りの魅力」は何でしょうか?

まんなたぬきお菓子作りは、バターやお砂糖の匂い、ハンドミキサーの音、だんだんと形に仕上がっていく様子、食べるときのワクワク感、食べてもらった人の笑顔、どれも全部私にとっては魅力たっぷりでやめられません。多くの方に、お菓子作りの魅力や楽しさをお伝えできれば本望ですし、私の作ったお菓子を見て、ほんの一瞬でも心に癒しの瞬間を感じていただけたら幸いです。

――今後は、お菓子作りでどういったものに挑戦していきたいですか?

まんなたぬきこれまではアイシングクッキーを中心に活動してきましたが、もっと表現の幅が広げられるよう、新しいお菓子にもどんどん挑戦して取り込んでいきたいです。また、手軽な材料でどなたでも簡単に作れるレシピを考案したり、そこに夢や癒しを感じていただけるデコレーションを施したりしていければなと思っています。大袈裟かもしれませんが、見てくださった方の心に届くようなお菓子作りをしていきたいです!

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